インドのお話しなんですね
長い髪のお姫様 バリニータはおうさまの思いに縛られていたのですね
昔は 親の思いで結婚相手も決められた時代ですから・・・・
でも バリニータはお城から出られないので悲しく 外の世界にあこがれていたのです
18歳のとき 決心して一人で外へ出て行ったのです
自由になった喜びそして 赤ちゃんのために 自分の髪の毛を差し出して 人々を助けるのです 髪の毛は 漁師の網にもなり
牛のために 小屋の屋根も毛でつくり すっかり髪の毛を みんなのために使った ひめは すっかり明るい気持ちになったのです
自由になり 縛られずに自分の意志で生きられると言うことの 幸せ
楽しそうに 歌をうたい続けたのです
バリニータはそのまま姿を消してしまうのです
お話しは そんな終わり方です
お姫様はどうなったのでしょう? それは 読む人の想像におまかせ
作者は 何かに縛られずに 自由に 自分の意志で 人が喜ぶことのできた お姫様の生き方を 私たちに さわやかに伝えてくれています
お姫様の笑顔 細やかで 繊細な絵のタッチが ステキでした
木坂涼さんのあとがきも良かったです! やさしいきもちを伝えていただきました