すごい作品に出会ってしまいました。
あべ弘士さんの絵、ということで何気に手に取ったのですが、
実は「かがくのとも絵本」、つまり科学絵本でした。
題名の通り、早さ比べがテーマです。
動物同士で競走、なんてないですから、この視点で考えれば、
その結果にはなかなか新鮮な驚きがあります。
もちろん、動物だけではありません。
早い乗り物、そして視点は宇宙へ。
そのダイナミックな展開が感動モノでした。
でも、それ以上に、ラストのキングオブキング、秒速無限大の物があること、
しかも、誰でも持ち合わせていることが、すごいです。
この気付き、大切にしたいです。
小学生くらいから、このメッセージ、受け取ってほしいです。