読む前は、この絵本の結論は、光だと勝手に思いこんでいました。
どんなふうにそれを絵本で伝えているのかと思い、手にとってみると、予想もつかなかった結論に親の私が感動してしまいました。
そしてこの絵本は、光の速さなどを勉強する小学生・中学生にぜひに読んでもらいたい絵本だと思いました。
息子は息子で、この答えとしてチーターだと思っていて、「僕知っている。それはチーターでしょう。」と得意気にいっていて、そのチーターよりも新幹線やジェット機が速いということには、「あー間違えちゃった。新幹線速いよね。」とかいって、楽しんでいたのですが、それ以後は少し???だったようです。
音よりも光の方が速いということは、カミナリの例で、なるほどといって納得していましたが、最後の結論はまだ理解できていない感じでした。
でも、もっと大きくなったときに、この最後の結論の素晴らしさに気付くのではないかと思います。
だからこそ、ずっと大切にしていき、また読んであげたいと思います。
人間の創造力がどれほど素晴らしいものであるのかが伝わってくる絵本でした。