「おこちゃん」とは、作者 山本容子さんの、こどもの頃の呼び名です。
ずばり、開くと元気をもらえる絵本。それは、…
「おこちゃん」のエネルギー、ひなたの匂い、賑やかな家族の声。
…いろんなものが感じられるから、かも。
おこちゃんは、おふろが気持ち良すぎて つい うんちしちゃったり、
若乃花と力道山に憧れて、上半身裸にタイツ、その上にふんどし巻いたり。
「天真爛漫」という言葉が、余りあるばかりのエピソードの数々と、
そのたびに、びっくりひっくりかえる家族達!
綺麗な水色のワンピースを身にまといながら、いつもパンツまるみえ。
いわゆる「かわいらしい、品の良い女の子」が描かれた絵本ではありません。
でも、だからこそ、子どもに読んであげたい!
この絵本が 子どもの持つパワーに溢れている点からも、
おこちゃんが、家族から しっかりたっぷり愛されている点からも。