「おつきさまはまあるくなくっちゃ！」 みんなの声

ゆかいな絵本です。
主人公であるおばあちゃんが良いですね！
満月はたしかにいいですが、そのためにおばあちゃんが取った行動にびっくりです！！そうきましたか。
おばあちゃんの努力は見事実りますが…。
面白かったです。

独特のコラージュ作品が魅力のふくだじゅんこさん。
またまた表紙からインパクトがありますね。
三日月を見上げたおばあさん、「おつきさまはまあるくなくっちゃ」と、
おつきさまにごちそうする、という趣向。
ぐつぐつスープ、大きなピザ、スパゲッティー。
どれもこれも迫力の絵で、しかも、おいしそう！
そして、仕上げは「とっておきのあれ」！？
ワクワクする展開が愉快です。
もちろん、ラストにはオチがありますよ。
「とっておきのあれ」に似たのか、はてさて、おばあさんに似たのか。
おつきさまのその後が気になります。
幼稚園児以上くらいから、盛り上がれると思います。

夜空に浮かぶ、細〜いお月様を見たおばあさんが、
「こりゃ たいへんだ！」
「おつきさまは まあるく なくっちゃ」と、あわててとった行動とは・・・。

まさか、お月様を家に招待して、料理に腕を振るって、
おもてなしするなんて・・・！

それも、何度も何度も！
お月様、メインディッシュを食べている時には、何だかちょっと無理している様子。

そしてデザートを食べ終えたお月様は、大満足で空に帰ります。

それを見たおばあさんは、びっくり仰天！
何故ならお月様の体型（？）が・・・！
予想外の結末に、思わずニヤリとしてしまいました。

コラージュ風のイラストが、とても楽しい絵本です。
食べ過ぎちゃうほど美味しいおばあさんのお料理、
私も食べてみたいなあ。

図書館の新刊コーナーでみつけました。
おばあちゃんが空を見上げると、そこにはほそーいお月様。おばあちゃんはこれは大変！と、お月様に手料理をたべさせることに。
お月様も、そしておばあちゃんも、おいしいごちそうをたらふく食べて、まあるくまあるくなっていきます。ユーモアのある絵で楽しいです。
ちょうど本物の細いお月様をみたばかりだったので、子供たちと「お星様、ごちそう食べてまあるくなるんだね」と話しました。６歳の娘が、「でもまたお星様は細くなるんだよね」と発言し、いろいろ分かってきたんだなぁとうれしく思いました。

お月様が痩せたら大変と、
おばあさんが、たくさんの料理を作ってお月様に食べさせるお話です。
このおばあさんの、天真爛漫さにちょっと笑ってしまいました。

沢山食べて太っていったお月様はどうなるんだろう・・と
ちょっと期待して読みましたが、最後にそれほどのひねりはありませんでした。
月の満ち欠けのほうへ、展開してくれればもっとよかったのにと思ったので、星一つ減らしてしまいました。
でも、楽しく読みました。