図書館から借りてきて、6歳と11歳の娘たちと読みました。
おかあさん、おばあちゃんと3人家族のさきちゃん。
おかあさんは、タクシーの運転手さんをしています。
さきちゃんの6歳のお誕生日。
早く帰ってくるはずだったおかあさんが帰ってきません。
べそをかくさきちゃんですが、その頃おかあさんは…。
さきちゃん、お母さん、どちらの気持ちもよくわかる内容で、
読んでいる途中で私がぐっとなり、ちょっと泣きそうになりました。
子供たちよりも、私の方が感情移入していたように思います。
この本、以前の課題図書なんですね。
なるほど、現代社会を反映させた設定でいろいろ考えてしまうこともあります。
みんなの強さ、優しさ、絆が伝わってくる絵が素敵でした。
人の命について考えるきっかけにもなりそうです。
じっくり何度も読んでるうちに、子供たちの感想が聞けそうな一冊でした。