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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おばけのケーキ屋さん」 みんなの声

おばけのケーキ屋さん 絵・文:SAKAE
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,430
発行日:2013年12月28日
ISBN:9784896374476
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,511
みんなの声 総数 67
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67件見つかりました

  • え? そういう結末なの? とちょっと驚きの展開でした。でも、読み終えた後、結構ジーンときて、素敵な話だなと思いました。

    自分の娘だと気づかなかったおばけには、あら... って感じだったけれど、姿が消えてしまう可能性があるのにケーキを届けに行ったところに、本当の愛を感じました。

    おばけは消えてしまうと無になっちゃうの?とちょっと深刻に思いましたが、この前半と後半では主人公がすり替わっているところが、なかなか展開が面白くて、よい話だなぁと思いました。読後が、まるで、しっとっりとしたスポンジのショートケーキを食べた感じがするほどでした。

    投稿日:2015/10/26

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  • 世界一美味しいケーキを作って食べさせて、みんなをビックリさせるのが大好きなおばけさん。
    ん〜、可愛いおばけさんだな〜。
    なんて、かる〜い気持ちで読み始めました。

    不機嫌な女の子の来店で、お化けさんは、腕を振るいます。
    でも、女の子の反応は、「おいしい。だけど、パパの作るケーキと同じくらいかな」

    自信のあったお化けのケーキ屋さんとしては、女の子に「一番美味しい」と言わせたいと、毎月一度ケーキ屋に女の子をよびます。

    でも、女の子の反応は、いつも同じ。
    そうしているうちに、年月は流れ、女の子がお嫁に行くので、お別れに来ました。
    女の子は、少女から大人の女性になっていたのです。

    そこで、お化けのケーキ屋さんは、最後に結婚式のためのケーキを日が昇ってくるのにもかかわらず、・・・・・・。

    おばけさんケーキを届けられたようだけれど、大丈夫かな〜?
    なんて心配しているうちに、花嫁の言葉で、ビックリ!

    あ〜、気づきませんでした。
    おばけさんの蝶ネクタイと女の子のリボン。

    女の子は、気づいていたんですね。
    おばけになったパパの作るケーキを毎月どんな気持ちで食べにきていたんでしょうか。
    きっと毎月美味しくても、次の月来るために、あの感想を言っていたんでしょうね。
    それを思うと切なくなってしまいました。

    でも、おばけのケーキ屋さんは、気づいていなかったんでしょうねぇ〜。
    ケーキを届けられただけで、きっと満足し喜んでいることでしょう。

    投稿日:2015/11/01

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  • 大好きなケーキがテーマのお話で、ワクワク☆
    でも”感動絵本”とあったので心構えをして読みました。
    が、やっぱり泣けました。

    おばけになってもなお、可愛い娘のそばにいたい
    きっとその気持ちが、記憶を忘れてしまっていても
    パパの得意なケーキを通じてお互いをつなげていたのかな
    娘の幸せの日にあんなに素敵なケーキが焼けるパパなんて
    ほんと最高のパパ!!!

    でも、ひとつだけ思ったのは、女の子が気付いていたのなら
    できれば、どうか会っている間に
    「パパと同じ味で美味しい!!ちょうネクタイも一緒だし、パパでしょ!」と言ってほしかった

    伝えたいことは言葉にしないと相手は気付かない
    十分パパおばけは女の子と過ごせて幸せだったと思うけど
    もっと分かち合えられたかもしれない

    人生に”たられば”がなくてすむように
    きっとこの”おばけのケーキ屋さん”が沢山の子供そして、おとなに
    大切なことを教えてくれる気付かせてくれる気がします。

    投稿日:2015/11/04

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  • 人間としての真価が問われる時☆ 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    4歳の娘、9歳の息子と読ませて戴きました。

    初めは、なんだか自分に酔いしれているオバケの様子が可笑しくて、
    こういうナルシストキャラのオバケの話か!とウケていた私たち親子。

    ところが次第に物語が進むにつれて、
    どうやら違うらしいということが分かってきます。

    一生懸命パーティの準備をしてきた女の子。
    よかれと思ったことが裏目に出てしまったことって、
    日常生活でも、多々、あります。

    こういうときの対応って、本当に、
    人間としての(←人間じゃないけど)真価が問われるというか、
    「君が頑張ってくれていたのは、ボクが一番よく知っているよ。」と
    さらりというオバケさん(←思わずさん付け)の懐の深さっていうか、
    思わずジーンときて、隣にいた息子に、
    「こういうオトコになりなさいよ。」と言ってしまった私なのでした。

    そして息子だけでなく、もちろん、自分自身にも。
    これから共に生活するなかで、家族や友人に対して、
    おばけさんのような対応ができる自分でありたいと
    切に思わされる一冊です。

    最初のウケ狙い的ナルシズムから一点、
    最後には涙・涙の感動ストーリーになる一冊ですが、
    途中途中の絵もとっても素敵ですよ。
    パーティが解散になってしまった後、
    ひゅるり〜と風が吹きぬける閑散とした様子なんかは
    とてもよく表現されていて
    文字だけでは表現しきれない絵本の魅力というものを
    改めて感じることができた一冊でもありました。

    投稿日:2015/11/02

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  • 3歳の子には分かり難い

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    3歳1カ月の息子に図書館で借りて読んであげました。

    おばけの絵本もケーキも好きな息子。
    可愛らしい絵で、楽しく読めるかと思いましたが、最後の展開にびっくり!
    3歳の息子にはおばけが亡くなったお父さんだという事がちょっと分からなかった様です。

    投稿日:2015/10/29

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  • 「おばけのケーキ屋さん?」
    子どもにとって(大人にとっても?)怖い存在である“おばけ”と、名前を聞くだけでわくわくしてしまう“ケーキ屋さん”。一見相反するような2つの言葉の並びに心惹かれ、思わず手に取りました。
    怖さなど微塵もない、蝶ネクタイをつけたおばけが懸命にケーキを作る姿が可愛いらしく、微笑んでいたのもつかの間、少しずつ真相が分かってくるにつれ、思わず目に涙が。こぼれそうになるのを必死にがまんしながらも、結末が気になり読み進めました。
    「最後まで読んだら泣いてしまう」途中までそう思っていましたが、本を閉じた時には、心がぽかぽかとしていました。
    誰かを想う気持ち、大切な人のためにがんばること、でも大切な人はいつか遠くに行ってしまうこと、、、子どもたちにそれを伝えていくのは難しいことですが、この絵本を読んで、子どもたちもなんとなく感じることがあるのではないでしょうか。
    「大切な人と離れてしまう前に、ちゃんと想いを伝えよう。」おばけがわたしにそう思わせてくれました。

    投稿日:2015/11/04

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  • 表紙からは想像もつかない感動的なラストで、切なさと温かさで胸がいっぱいになりました。

    おばけになると記憶がなくなってしまうのでしょうか?
    喜びや嬉しい気持ちでみんなを驚かせたい!とケーキを作り続けるおばけの心には、世界一喜んでくれた幼い彼女の笑顔がずっと大切に残っていたんですね。

    父親の娘に対する想いって、きっと恋心のようなものなのだろうな…。

    娘の結婚式をその場所で迎える事はできなかったけど、消えてなくなる瞬間、きっとおばけは寂しくて…とてつもなく幸せだったのだと思います。

    投稿日:2015/11/04

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  • 切ない父娘の家族愛

    ものすごく絵がかわいくて、おばけなのでハロウィンにおすすめの絵本です。

    そして中身も素敵。頑張り屋の女の子が、パティシエのおばけの作るケーキを食べ、パパのと同じくらいおいしい、というtも言うので、その子のパパをこえようとおばけががんばります。でも、女の子の幸せのために最高のケーキを作り、消えていきます。

    パパとはだれか、その謎が最後にあかされます。

    切ないけど幸せでもある話です。

    4つ☆と5つ☆、迷いましたが、女の子がもう少し、おばけがすべて忘れていたとしてもほめてあげたらよかったのになと思い、一応4つ☆にしました。

    投稿日:2015/10/28

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  • 秋の夜長にぴったりの絵本です

    • マキにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子4歳

    私はいつも絵本を選ぶとき、内容や背景などは下調べせずに、絵の雰囲気とタイトルだけを見て決めることが多いです。
    この絵本もそんな一冊でした…
    試し読みで読ませて頂いたのですが、あまりに、自分が想像していた方向性と違うところにいき、まさに驚きの連続でした!おばけさんの思うツボですっ!
    何度か、『ははぁ〜ん、そっち路線か』と軌道修正したのですが、及ばず…お話はめまぐるしく展開し、全く予想だにできない結末を迎えます。
    意表を突かれすぎて、身構える間もなく、あっけなく泣いてしまいました(涙)
    何人かの方が、子どもより大人向けだと仰っていますが、私は、小さな子どもにも十分伝わると思います。
    親を失くしてしまう悲しみや喪失感は、お父さんお母さんのことが大好きな小さい世代ほど凄まじいものがあるかも知れません。
    こういう絵本で、いろいろな悲しみを疑似体験することによって、子どもの感受性は育ってゆくのかなと思います。

    投稿日:2015/11/04

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  • かわいい絵とは裏腹に…!

    不覚にも泣いてしまいました。子ども向けのかわいらしいお話しかと思ったら、ところがどっこい!とても繊細で切ないお話しでした。
    絵は子ども向けのかわいらしい感じで、おばけも怖くないし、優しい色使いで見やすく、文章も短めですが、内容は子ども向けとゆうより大人向けなような気がします。最後のページは涙してしまう、ステキな1冊でした。

    投稿日:2015/11/04

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