「あめのもりのおくりもの」 みんなの声

おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズ、
どれも季節感に溢れた優しい可愛らしいお話ばかりで、
娘も私も大好きです。
好みも見た目も全然違う２匹ですが、いつもいつもお互いを思い合っていて、
読むたびに温かい気持ちになります。

こちらの作品も、そんな期待を裏切らない素敵なお話でした。
今回はアジサイの季節のお話。
ちょっと手に汗握る展開もあり、娘はドキドキしたようです。
最後のページの虹で、ニッコリ笑顔でした。

季節毎にお話があるので、是非揃えて季節が変わるたびに読んであげたいです。

以前同作者による絵本を何冊か読んだ事があります。とにかく描き方が温かみがあって大好きで、話も心に響くものばかりだったのでふくざわさんの作品を探していました。この絵本と出会えて本当に感謝しています。”ふゆじたくのおみせ”の登場人物がそのまま出てきたので嬉しくなりました。この絵本でもお互いにお互いの事を気遣う二人を本当に羨ましく思いました。大切な人の為なら自分が苦手な事もかまわずに行動できるのは素晴らしかったです。感動しました。最後のページは幸せに溢れていました。やっぱりふくざわさんの作品はどれも素晴らしいです。

梅雨入りしたとのニュースを聞いて、雨の絵本をと思い図書館で借りてきました。今年は梅雨だというのに晴れの日が続きますが、雨の季節にピッタリのおはなしです。特に雷の日に読み聞かせてあげたいです。

美しい自然の中で繰り広げられるクマさんとヤマネくんの友情物語。
ストーリーも美しいのですが、雨の森の様子がとても美しいです。
雨で森がしっとりと濡れている様や、遠近感のある絵により、まるで物語の中に自分もいるよう。丁寧な絵に魅せられます。あじさいの美しさは圧巻です。
ちょっとどきどきするお話ですが、最後は七色の虹がかかって、ハッピーエンド。

このお話はヤマネさんとクマさんの友情のお話でした。クマさんのためにお花を摘みに行ったヤマネさんと、そのヤマネさんが心配で助けに行ったクマさんと、二人ともお互いの事をとっても思いやっていて感動しました。うちの子もこのお話を聞いていて「二人とも仲良しだね！！」って言っていました。

ふくざわゆみこさんの作品が大好きで手に取りました。
雨の季節に読むのにピッタリ。
森に咲くアジサイの花の美しさが印象的な作品でした。

おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズ。
２人のお互いを大切に思う気持ちが、じんわり優しく伝わってきます。

シリーズの他の作品も、季節に沿って読んでいきたいと思います♪

４歳頃〜オススメします。

大好きなくまくんとやまねくんシリーズの一作。

雷の苦手なくまくんが、くまくんの為に
紫陽花を取ってこようとするやまねくんを
助けにいくお話です。

雷や雨の描写が結構迫力があって
子供はハラハラドキドキといった感じ。
ようやく助け出されたやまねくんを見て
ホッと一息ついていました。
くまくんに怒られて「ごめんね」と謝った時の
やまねくんの可愛さに何度も「かわいー」を
連呼していました。

それだけハラハラしたので、雨上がり
紫陽花咲き乱れる山で見た虹を
心底安心した心持ちで見つめていました。

雷を怖がるくまさんですが、ヤマネくんが心配のあまり、雷が鳴り響く中をもの凄い勢いでかけて行きます。ヤマネくんは綺麗な紫陽花の花をクマさんに見せたくて七色谷に出かけて行くのです。お互いが相手のことを思いやる気持ちが素晴しいと思いました。二人の友情はお互いに相手のことを思っての行動に感動しました。友情って素晴しいと思いました。七色谷の紫陽花、七色の虹、なによりクマさんとヤマネくんの友情が素晴しかったです。

おおきなクマくんとちいさなヤマネくんの二人の物語です。雷が怖くて動けないクマくんでしたが、勇気をだして川の上流に行ったヤマネくんを助けに行きます。クマくんにあじさいを見せたいという気持ちと、ヤマネくんを心配する気持ちが、友だちって良いな、と思わされます。

細かいところまで描きこまれた絵に引きこまれます。あじさいも見事に美しく描かれています。この梅雨の時期にぴったりのお話です。

それは雷雨の日、小さなやまねくんが大きなくまさんのところにあそびにいきます。

「なないろだにのアジサイ」を見に行かないかって。
でも雷が怖いくまさんはとても行くといえません。
するとやまねくんがアジサイを取ってきてあげるって出かけてしまいます。

でも雨はどんどんひどくなって、洪水になってしまいます。

やまねくんを心配したくまくんが雷がなる中必死に川の上流のなないろだにを目指します。すると。。。。

お話がドキドキハラハラ、そして最後はよかった〜と思える内容で、絵はかわいらしくにじいろだにもきれいで画面いっぱい使って表現されているので読み聞かせに向いていると思います。

雷が苦手なクマさん、布団をかぶって、ブルブルと震えていると、ドアを叩く音。
やってきたのは、仲良しのヤマネ君。
この雨の中、クマさんに見せたいものがあるから一緒にいこうと誘うのですが…

相手を思いやる気持ちが、たくさん溢れていて、読んでいて、心がほっこり、そして、顔もほころんできます。
色々ハラハラドキドキさせられ、最後まで、目を離すことができませんよ。
色々な表情を見せてくれる森の様子、そして、ふたりの優しさが伝わってくる最高の贈り物のような景色もどうぞ楽しんでください。