「おいしいともだち」シリーズの一冊。
とよた かずひこさんと言えば、我家では「ワニのバルボン」シリーズが人気があります。
「おにぎり」と「すいか」が君で、「なっとう」「とうふ」「たまご」がさんという棲み分けになっています。
物語は至極単純。
想像どおりのすいかわりのシーンで始まり、結末も予測できるものでした。
すいかくんのキャラクターは、際立って良いです。
特に棒を避ける瞬間のかわし方は、なかなかのもの。
割れた瞬間の絵柄もとてもGoodです。
ただ、いつもの「しんぱい ごむよう!」へのつなぎ方が、一寸疑問でした。
キャラクターは良いのだけれど、物語は普通。
このシリーズには、意外な展開を期待していただけに、物足りなさも残りました。
文章が少ない分、2歳前後位から読み聞かせが出来る絵本です。
これなら食育にも役立つことでしょう。