2歳の娘と一緒に、全ページ立ち読みで読ませて頂きました。
●30代の大人の感想
田舎で育ち、男の子と一緒にザリガニや魚を獲って遊んだり、
橋の下に基地をつくるのが日常だった自分にとって、
この絵本の中の風景は、「わたしの風景」だと思った。
きっと沢山の方がそう思うんだろうなあ。
特に、「かめた」が泳いで行く場面の絵、
川の水音や「かめた」がチャプチャプ泳ぐ音、
あたたかな日差しや、風の匂いまで伝わってきました。
この絵だけでも、この絵本を手元に置いておきたくなりました。
そしてそこに添えられた文章にも、ぐっときた。
●2歳の娘の感想(?)
じーっと、くいいるように見ていた。
「かめた」が泳いで行くのを見て、大きく息をして、
「かめさん、よかったねえ〜!」と言いました。
気持ち良さそうで、幸せそうな亀の姿に、
何か感じるものがあったのかなあ。
そして、終わってから、
「もういっかい、よんで。」と言われたけど、
「一回だけの立ち読みで、まだ発売されてないので読めない」
という事を理解させる事が出来ず、大変でした!
数日後、
「おそとのえほん よんで〜。おそとのえほん。」
と言われ、何の事だかピンとこず、
家にある絵本を沢山並べて見せてみたけれど、
「ちがう〜!ちがう〜!」と怒るので困惑したのですが、
はっと気付いて『ぼくとおおはしくん』の表紙をPC上で見せたら、
当たり!でした。
発売される日を、母娘で心待ちにしています。