「きえたおかしのまき ゆかいなさんにんきょうだい1」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

絵本と幼年童話の中間あたりの本と位置づけられているようですが、3歳の娘でも楽しめます。
お使いをして近所のおばさんからお菓子をもらったたろう。
独り占めしようとたんすの中でこっそり食べましたが・・・

おばけの絵本が大好きな娘ですので、この本に出てくるおばけに大興奮。
しかもたんすのおばけだけあって、おしゃれです。
「ゆかいなさんにんきょうだい」シリーズ初めて読みましたが、他のものも読みたくなりました。
娘は読み終わってもすぐにもう一回！と言うほどのお気に入りです。

三人兄弟。

上からたろう、じろう、さぶろう、なんて分かりやすい！

一番上のたろうがもらったおかしを独り占めするために

タンスに隠すんですが、下の弟たちにも食べられてしまいます。

でもじつは、おかしを食べていたのは、この三人以外にもいます。

その展開は全く想像できませんでした。

この三人はそれぞれがお菓子を盗み食いしてましたが

決して仲が悪いわけじゃありません。

終わりに近づけば近づくほど、三人が

とっても仲がいいということがよく分かります。

三人が食卓を囲んでクッキーを食べる絵が

なんともいい絵でした。

なんだか、「クスッ」としちゃって憎めない三人兄弟です。

絵本の描き方が、楽しいのです。悪いことをしたって感覚がなくて、

「クスッ」と笑える描き方がほのぼのとして可愛いのです。

絵も丸の中に、描かれていて新鮮に感じました。

三人兄弟も仲がよくて朗らかに対処していくので好感が持てます。

たかどのほうこの、「つんつくせんせい」シリーズに出会ってからの

ファンです。