「あかいかさ [新版]」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

黒い線画と、色は赤一色のシンプルなイラストです。赤い傘をもった女の子。いきなり楽しい空想の世界に入っていきます。我が子も、子どものころって、こんな感じで世界をみてたような気がします。そして遠い昔の自分も…。小さなかわいい１冊です。

３歳の娘が図書館から借りてきました。

あかいかさを持っていこうかどうか迷っていた女の子。
するとぽつぽつ雨が降り出し、
そして一匹二匹と、ぞくぞく動物たちがあかいあさに入ってきて、
女の子とあまやどり。

最後にはものすごい数の動物たちとあまやどりしている女の子ですが、
ページをめくるごとに、あれ、あれ？
かさが大きくなっている！

これ、３歳の娘は気付いたかな・・・？
指摘しなかったから気付かなかったかな・・・？

雨がやんで、一匹、また一匹と動物たちが去っていくにつれて、
こんどはかさも、小さくなっていきます。

娘は気付いてない様子。

でも最後の「あーかさもってきてよかったー」という女の子のひとことに、
とっても共感した３歳の娘でした。

女の子が迷いながらも赤い傘を持って歩いていると、やがて雨が降ってきます
突然の雨に森の動物たちが、女の子の傘に次々と雨宿りにやってきます
「あっ、かさが大きくなってる！」と気づく子供はいるはずです
そして雨がやむと動物たちはまた傘から出て行きます・・・
登場する動物たちも数字が関わってきて、子供の興味を引き出しますね
ただ絵本が小さいので大勢の読み聞かせよりも、親子で読むほうがお勧めです

なんだかほのぼのするお話です。
だんだん傘が大きくなるのが不思議ですが
子供の気持ちってこういう大きさなんだろうな

傘だけが、赤く色づけされているのが印象的な絵本。

女の子の赤い傘に、１匹、２匹・・・と動物が入ってくると
傘が、どんどん大きくなっていく。
雨がやむと、今度は　動物たちは帰っていき、
傘は、どんどん小さくなっていく。
傘が大きくなることと動物が増えたり減ったりすることの
２つが楽しさがあります。