「もっかい！」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

3歳の娘が図書館から借りてきました。

みた感じ3，4歳でもいけそうな絵本ですが、
いやいや、このユニークさ、面白さは、
3，4歳にはなかなか理解できない！

これは一緒に読む大人の方がウケてしまう絵本ではないでしょうか？

とはいえ、
絵本を「もっかい！」という気持ちは娘にはとってもよく分かるし、
最後の穴の空いてしまった絵本の面白さ。
ちょっとは、伝わるものもあります。

それにしても私も毎日「もっかい！」とやられている当事者。
このドラゴンのお母さんの気持ち、とってもよく分かります。

同じ絵本を何度も「もっかい！」。
うちもあるある！と思いながら読みました。
上の子はだいぶ落ち着いてきましたが、下のもうすぐ２歳になる１歳の子がまさにこの時期です。
それだけ気に入ってくれる本があることは嬉しいのでがんばって付き合っていますが、この絵本のおかあさんの気持ち…わかります。
最後がさすがドラゴンだなーと思いました（笑）。

絵本が大好きな娘。いつも寝る前に何冊も読んでいますが、「もっかい！もっかい！」となかなか終わらせてくれません。まさにそんな娘と同じような主人公の様子につい笑ってしまいました。主人公のパパの様子も私にそっくりで（苦笑）。読みながら先に寝てしまうことも多い私です。
最後のページに穴が開いているのも面白いですね。こういうところは海外絵本ならではでしょうか。娘も穴に指を入れて何度も試していました。

３歳１ヶ月の息子に図書館で借りました。

うーん、親も子どももすごく共感できる！！
ウチも似ている！（私はカットせずに、早口で読むパターンですけれど）
そして、内容、本の作りともにとてもユーモアセンスが高く、
好感度が高い本です。

子どものドラゴン、セドリックが、寝る前に気に入った本を「もっかい！　もっかい！」と読んでせがみ、
親は適当に短縮したりストーリーを替えて読んだり。
そして最後には寝てしまったり…。
（子どもって「もう一回」とは言えず、「もっかい！」って言うんですよね）

それから、お母さんドラゴンの短縮バージョンの話が、
だんだん適当になってきて、とてもおもしろい！
そうそう、と頷いてしまいます。

そして、最後のページの方のセドリックが火をふいた部分に
作られた黒こげの穴のリアルなこと！
これ、作るの、結構お金かかりそうですけれど。
作者さん紹介の写真も「非常口」と描かれたプラカードを持っているし（笑）

息子もとても気に入ったようです。
セドリックがだんだん怒って赤くなっていったのが、意外だったようですけれど、何度も読んでいました。

それから、奥付の同じページが２枚あったのはなぜ？？

この絵本は読み終わった時に、なんてすごい絵本なんだと
感動すら覚えた絵本です！！
内容も、いっぷうかわっていて、いろんな楽しみ方がありますし、
ネタばらしをしてしまうと、なんと、最後のページと裏表紙に、
見事な穴が！！！
よく考えられている絵本で、ほんとにすごいと思いました！！
娘も、この絵本に出てくるかいじゅうﾉ子どもと同じように、
｢もう一回読んで！！」を繰り返していました♪
読む価値ありの絵本です♪

私がはじめて自分で買った本はミヒャエル・エンデの「はてしない物語」
物語の中で主人公が持ってる本とまったく同じ、飾りのついた赤い表紙の本でした。
本好きにたまらない、「本の登場人物が持ってる本を自分も持ってる」と言う粋な仕掛けが、この本にもありました。

うちの子は、本のカバーを真っ先にとってしまうのですが、いつもはカバーを取っても本体も同じ絵柄。
でもこの本のカバーの中身は、物語の中でドラゴンが「もっかい！」と差し出してくる本と同じなのです。
そのことにびっくりして、「おんなじ！」と嬉しそうに教えてくれました。
物語も楽しそうに聞いていて、お母さんがあくびをするところでは、なぜか私も本当にあくびがでてしまう。ふぁ〜

そしてこの本を読んでから。。
いつも寝る前には３〜６冊ほど読んで、終わると素直に電気を消させてくれて、また読んで欲しい本は次の日にお願いしてきたわが子が、「もっかいって言ってもいいんだ！」と、ドラゴンに背中を押してもらったかのように、「もっかい！もっかい！」と火を吹くようになりました。