ママ(私)に 「早くして!」と、良く言われるようになった、3歳の娘に読みました。
自我が強くなり、「イヤ!」「自分で!」「私はこうしたいの!」と、思うように動いてくれない事も多く、日々、子供に感じているイライラを収めたい…。 優しい気持ちになりたい…。 そんな願いを込めつつ、半ば自分の為にも読んでみました。
娘を膝に乗せて、読み始めると、右側の 「怒ってるおかあさん」 のセリフは、あらまぁ、スラスラと気持ちを込めて、読めること…(笑)。
あー、毎日、これ言っちゃってるわー。。 と、読みながら、反省。。
左側の 「理想のおかあさん」 のセリフは、読んでると、優しい気持ち、優しい声が自然と出てきました。
同じ出来事でも、捉え方の違いで、こんなにも出てくる言葉が違うのだなぁ…と、改めて感じました(-_-;)。
そして、ラスト…。
何故か、「おかあさん、おやすみなさい」 で、既に声が震えてしまいました。
あれだけ、ガミガミ言われていても、無邪気に寄り添って、眠りにつこうとしている子供が、なんとも言えない位に愛おしくって…。
それからの、「ごめんね」 は、もう涙が出てきて、ちゃんと読めませんでした。
そう、おかあさんも、大好きなんだよ。
大好きで、大切なのに… いつもしかってばっかりで、ごめんね。
ラストの方の、子供とお母さんの表情も、見ていて涙が溢れてしまいます。
最後は、思いっきり気持ちを込めて、「だいすきだよ」 と言いながら、ぎゅーっと娘を抱きしめてしまいます。
娘はというと、いつも、「だいすきだよ」をニコニコしながら聞き、毎晩の様に 「これ読んで」 と持ってきます(笑)。
まだまだ、ついつい、「しかってばかり母さん」にもなってますが、出来るだけ 「やさしい母さん」 を増やして行きたいなぁ… と、思わせてくれる、素敵な絵本です♪