「しーっ！ひみつのさくせん」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

読み手次第で大笑い、そして静まり返る・・そんな盛り上がりを見せる楽しい絵本です。

なんだか怪しい4人組。
どうやら鳥を捕まえようと思っているらしい。
絵本を読み進めていくうちに、この4人のひみつのさくせんはすぐにわかります。

つかまえようと静かに静かに近づくのに、ちょっと空気が読めない？一人が大きな声でハロー！とりさん！と叫びます。
この静と動のやり取りがとても面白いのです。

静かに静かに・・読み進めて、ハローとりさん！のところでびっくりするくらいの大きな声。

ここで子どもたちは面白くて笑います。

でも、静かに静かに近づく作戦は失敗だけど、以外にもハローとりさん！と大声で呼ぶ作戦に鳥たちがたくさん集まってきます。

このやりとりがとてもユニークで何度でも読み返したくなる絵本です。

４歳の娘と読みました。

「ハロー！」　と一人大きい声を出すおちびちゃんと、
ちょっと大きい３人、計４人の、ひみつのさくせん。

黒と青を基調とした絵の中に入り込んだ娘は、
ひっそりと声をひそめて、
５人目の「ひみつのさくせん」メンバーになったかのようでした。

「それっ！」のところでは、はっと息を呑む娘。

張り詰めた空気の中で、
最後に意外にも成功したかのように見えて
緊張が緩んだのもつかの間、
立場が逆になり一斉に逃げる！

最後になんとも言えないた緊張と、面白さがこみ上げてきて、
とってもメリハリのある、楽しい一冊でした☆

２歳と４歳の子に読みました。
４人組が鳥を捕まえようとがんばりますが…。
メンバーの一番ちびちゃんはそんなに鳥を捕まえる気がない（笑）？と思いつつ読みました。
しーっていうのは子どもにはなかなか難しいかも。
そんなちびちゃんが最後に！
がんばれ、４人組。

子どもだから良く有りそうな、そんな行動が凄く分かり易く、とても楽しく表現されている絵本だと思います。どうしても声を出してしまう人って、大人でもいますよね。あるある！そんな事。そんな所を面白おかしく絵本にした、そんな楽しい絵本です。

書名を見ただけで、なんだかわくわくしてきた絵本です♪
「ひみつのさくせん」だなんて・・・！！
読んでみると、ほんとにかわいい４人組☆
真剣なんだけど、失敗ばかりで・・・。
でもまた頑張っている姿が、すごいとさえ感じました。
ユーモアたっぷりの絵本で、娘も大のお気に入り♪
文字を覚えたてなので、自分でも読んで笑ってました！！
日本の作家さんとは一味違うセンスに脱帽です！！

４歳児は、何にも考えずに聞いていたようですが、
８歳小学生は、え？なにが作戦だったの？という
感想。
確かに…。
なんていうか、この感覚、ちょっと大人っぽいように思いました。
伝えたいこと、大人にはわかるんだけどな〜。
何にも考えずにふーんって聞いているくらいの
年齢のほうがかえって後から心に残るのかな。

やっぱりシンプルで分かり易くて、小さな子供にはピッタリな絵本です。うちの子どもはまだ自分で絵本を読むことが出来ませんが、それでも一人でぺらぺらとページをめくって楽しんでいます。絵だけを見ても展開が分かる。そんな絵本で、子供も一人で何度も本棚から取り出しては眺めています。何度か読んであげると内容もセリフも覚えてしまっているようなので、たまに声を出して笑いながら読んでいます。

「ひみつのさくせん」
聞いただけで何やらドキドキするタイトルですね。

実際に読んでみると確かに！
思わず「しーっ！」と指を口に当てて言っていた娘がいました（笑）。
この臨場感、子どもにもわかるようです。
まるで、かくれんぼをしていて近くにまで鬼がきているような、そんな状態で固まりながら子どもたちと一緒に最後まで読みました。
息を殺すとはまさにこのこと。

そして最後の最後で・・・。結末もびっくりでした。