「たなからぼたもち」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

あまたろうは、「あんこや」というお菓子屋さんのひとり息子。働かないで毎日ぶらぶらしていたら、とうとうおとっつぁんに叱られてしまいます。息子が改心するように考えたアイデアに感心です。
よく知られた諺ですが、ゆかいなお話で聞くと理解が深まるように思います。

あんこやのむすこで「あまたろう」
のんびりやでなまけもの
っていう設定がまずおもしろいですね
そんなあまたろうをなんとか自ら
働かそうと両親が知恵をしぼった結果…
たなからぼたもちのことわざにひっかけた
ゆかいなお話絵本
イラストもとっても素敵です
おはぎもとってもおいしそうで！

４歳の息子と読みました。
棚からぼたもち…私としては嬉しい限りのことわざですが…。
澤野さんの絵がとてもいいですね。
よく描き込まれていて、視点も上から下から楽しい構図となっています。

ぼたもちがカビてひからびて行く様は面白かったです。
ストーリーは面白かったけれど、
息子はぼたもちがあまり好きではないので、そこまで共感はしていないようでした。
ことわざの意味もわかっていないし、まだ、ちょっと早かったかな。

「たなからぼたもち」を試してみよう！という発想がおもしろいですね。
どういうことになるのだろう・・・と大人の私もストーリーの展開が気になって気になって。
結果的に、棚から落ちてきたぼたもちを食べることはできませんでしたが、それ以上にこの男の子は大切な何かを得ることができたのだと思います。

我が家はサラリーマン家庭ですが、こうして親の仕事を目の前で見せることの大切さをあらためて実感しました。
何かの機会にパパの仕事を見せてあげたいなぁ。
きっとそこから学ぶことがあるはず。そんな大切なことを気づかせてくれました。

この絵本は、落語のようなおもしろさを感じました。
（実は落語になってるのかな？）
働かないで、ふらふらしている息子が、最終的には、
親の仕事を受け継いで働く様子が描かれているので
すが、そこにいくまでの過程がおもしろいんです♪
「仕事をしなさい」と直接言うのではなく、うまいこと
子どもに働いている姿を見させた両親に、拍手したく
なりました。
子育ちには、知恵が必要だなと、感じた絵本でした。
おもしろかったです！！

とても良い絵本ですね。絵のタッチは昔話風で、昔ばなしの好きな私の4歳の子供にはピッタリでした。小さな頃からだらけた子にならないように教えてあげるには凄く良いと思います。ただ人にしてもらうだけでは無くて自分からもしてみる。とても大切な事ですが、何かと親が世話をし過ぎると子供は何も出来ない子になってしまうのかな、と私もちょっと反省させられる所も有りました。この本を読んで、今まで以上に子供に何でもやらせてみようかな、と思いました。人間として、子供が成長して行く上でとても大切な事を教えてくれる、そんな素敵な本だと思いました。小さな子でも、絵がとても詳しく書かれているし、分かり易い言葉遣いがされているので、分かり易いと思います。お勧めです。

たなからぼたもち。タイトルからしてみても、大人なら多少の内容は分かりますが、とても分かり易く、たなからぼたもちの言葉の意味が表現されていて、小さな子供でも分かり易くまとまっていて凄く良い絵本だと思いました。

絵もとても綺麗で、見ているだけでも分かり易くて良いですね。ただ、ぼたもちにカビが生えて来るところだけは、少々リアルで気持ちが悪かったです。

この絵本は、大人に対しても、子供に対しても、生きて行く上で大切な色々な事を教えてくれていると思いました。なので、子供だけでは無くて、幅広い年齢の人に読んでもらいたい絵本だと思います。