「たこやきかぞく」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

この絵本の絵がなんか昭和な感じを醸し出していると思ったのは私だけでしょうか！？なんか素朴なストーリーでもあってホッコリしました。タコ焼き家族がしゃべってるのがまた面白くって、子供は「なんでタコ焼きしゃべるの〜？？」って言って笑ってました。

にしもとさんの「むしばいっかのおひっこし」を読んだことが
あるのですが、にしもとさんの作品て、結構ツボなんです。（笑）
キャラのキモかわいさがたまらない☆

人間家族みんなでたこやきを焼いていると、突然の雨。
お母さんの先導により、人間達は洗濯ものの取り入れに…。
置いて行かれたたこやき達。
ここから、たこやき達は、自らおいしいたこやきを目指して、
焼き上げていきます。

なんたって、まわりはカリッと、なかはトロッとが
たこやきのいのちですから！
時間との闘いですから！！
関西在住の私たち親子も、ごくりと唾をのむおいしい作品です♪

「たこやきかぞく」って、たこ焼きが好きな家族のお話？？と思ったら、たこ焼きが家族なんですね！お父さん、お母さん、たこやきぼうやに、ねえさんたこやき、そして、あかちゃんたこやき。
たこ焼きにはたこ焼きのこだわりがあるんですね！おいしくなるための努力に脱帽＾＾そして助けあう、たこ焼き家族の家族愛にもカンパイ！表情も豊かでオモシロイ〜♪心までお腹いっぱいになりそうな温かい絵本です。

タイトルと表紙から想像した通り、たこやき一家のかわいらしくて楽しいお話。そのまま最後まで続くと思いきや・・・、たこやきぼうやの「ねぇとうさん、ぼくらはまたあえる？」の言葉に一瞬切なくなってしまいました。
それにしても、子供が困った時にお手本を示して助けてあげるたこやきお父さん、とても頼れる存在ですね。