4年生のぼくと2年生の弟ゆうじ、
東京から新潟まで二人だけの大冒険。
普段から時刻表を見るのが好きで、電車の名前もスラスラでてくるほどのマニアっぷりなのでお父さんも安心だったのでしょう。
みどりの窓口で、切符を買うところから子供だけです。
すごいなぁ。
行きはレトロな電車で。
帰りは最新の新幹線マックス。
描写が細かくて、「ぼく」目線でいろんな発見や疑問が語られます。
弟のゆうじは途中、スキーや雪だるま、雪合戦に気持ちが移るのですが、兄の「ぼく」はぶれずに電車に夢中なところとか、
兄弟の年頃や性格の違いも出ていて面白かった。
しっかりしたお兄さんです。
兄弟っていいなって思いました。
でもちょっと文章が読みにくかったです。
なぜかしら。
電車好きな息子は、こまごまと描かれた電車や信号に釘付けで
「信号いっぱいだね」「電車の電気はここからくるんだよね」などと
この兄弟に負けないマニアっぽい食いつき方でした・・・笑。
そして私は「すぐに日帰りしちゃうなんて勿体ない〜」と
思ってしまいました・・・。