4歳と2歳の子供達に読み聞かせました。
子供達が疲れて駄々をこねて大泣きするときは、「あっ、わがまま虫が入ってきて大暴れしてる!わがまま虫、早く出て行きなさい!うちの子を苛めないでちょうだい!」という風に言ってきました。
そのため、子供達にはわがまま虫は身近な存在。疲れた時にはわがまま虫が入って来やすいことを知っています。
そんなわがまま虫が絵本に出ているので、家族で興味深く読みました。
王様のわがままむしは、もともと王様のお腹に住んでいるという点で、我が家の言い回しとは違いますが、わがままむしの行動は絵本でも我が家でも同じです。子供たちは王様に感情移入して読んでいるようです。
そして王様が多くの人に愛されていることを実感することによって、「とんでけとんでけ わがままむし」とわがままむしを追い出そうと頑張るのです。
小学校低学年のお子さんをお持ちの方で、子育てに行き詰っている方には、この絵本の最後に書かれている作者インタヴューをお読みになれば、新たな発見があるかもしれません。
私も狭い我が家を開放して、クラスの子供達を招きたくなりました。