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おかあさん おかあさん おかあさん…」 4歳のお子さんに読んだ みんなの声

おかあさん おかあさん おかあさん… 作・絵:大島 妙子
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年11月
ISBN:9784333021758
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 55
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4歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 冬に読みたいです

    風邪をひいた女の子。お薬を買いに、お母さんは薬局へ行ってしまい、一人でお留守番。
    一人でも縫いぐるみと一緒で寂しくないもん!
    でも気がつくと外は大雪で、「きっとお母さんは雪にも気づかず、お喋りしてて雪だるまになっちゃてる」「サンダルだし、坂でこけて、そのまま南極まで飛んで行っちゃうかも」「だから、まだ帰って来ないのよ!!」
    想像は、どんどん飛躍して、風邪の女の子に代わってぬいぐるみ達がお母さんを探しに行きます。

    話し込んでて、雪だるまになる!!
    もう、そのページで私が吹いてしまいました。南極に無事着地したお母さん「ほっ」なんて言ってて、そこでも吹いてしまいました。

    あちこち笑えるのですが、女の子の心配な気持ちが伝わってきて、こちらもハラハラしてしまいます。
    女の子もお母さんも、ごく普通です。お母さんの顔がハッキリかいてないので子供達は自分のお母さんに置き換えて読めるのも素敵だと思います。

    投稿日:2010/11/21

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    3
  • いくつになってもおかあさんが一番だね

    4歳0ヶ月の息子に読んでやりました。風邪をひいたみたいなので、夜なのに風邪薬を買いにでかけたおかあさんのことが心配でたまらない女の子のお話です。お姉ちゃんぶって、心強い仲間もいるはずなのに、なんだか心配と不安が一杯。助けにいかなきゃって気になっちゃう、その気持ちよくわかります。きっと、何歳になってもそういう気持ちもっているんだろうなー。一丁前の口をきき、妹も生まれた息子ですが、時々甘えっこに。なんでもやっつけちゃう、ぼくおにいちゃん、と言っているのに、やっぱりママーと泣きに入ります。あー、やっぱり息子もこの女の子とおんなじなんだなーと気づかされましたね。甘えてくるのは子供だからしょうがないですね。そういえば、私もいまだに?

    投稿日:2011/09/04

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    2
  • お母さんがそばいる安心感

    おかあさん♪おかあさん♪としょっちゅう甘えている
    息子のお気に入りの一冊です (笑)

    ある冬の日、急にお熱を出した女の子
    お母さんが薬局に行っている間
    ぬいぐるみたちと布団に入って眠っています。
    目を覚ますと、まだお母さんは帰っていなくて……。

    お母さんを待っている間の描写は
    漫画チックでユーモアたっぷりなので
    子どもも楽しく読んでいました。
    それでいて、具合が悪くなったとき
    お母さんの不在で心細くなる子どもの
    気持ちがよく描かれています。

    特にお母さんが帰ってきたあとの
    テレビの音や、お父さんと電話で話す声など
    お母さんの立てる「生活音」に
    女の子が安心する様子は、自分にも覚えがあるような…
    子どもの頃が思い出されました。

    ちょっぴりドジなお母さん。
    ワタシやウチの母に、似ています (笑)

    投稿日:2009/12/03

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    2
  • いくつになっても、「おかあさん・・・」

    少し前に、絵本ナビでいただいたポイントを使って、母にプレゼントした1冊ですが、両親に贈った他の何冊かの絵本同様、「今度は孫のために・・・」と、読み終えた後に航空便で送ってくれました。本当に親というのは、いくつになっても、有り難いものですね!
    そんないきさつがあり、この特別な絵本をいつ娘に手渡そうかと、楽しみにとっておいたのですが、今日、自分の誕生日に、遠く日本にいる母への感謝の気持ちを込めて、そして、母親になれた喜びをかみしめながら、娘のために読みました。

    私にも、このお話と同じような経験があります。もう中学生くらいになっていたと思いますが(!)、思春期や受験の時期などと重なって、気持ちが不安定になっていたのでしょうね。お風呂に入っていた私は、この女の子のように、「どうしてお母さんはまだ来ないんだろう?」と思ったら、急に心配で心配でたまらなくなり、大急ぎで服を着て、真冬の夜道へ飛び出していったのでした。暗がりに母の姿を見つけるなり、「お母さんが死んじゃったかと思った・・・」と泣きじゃくる私を、母は驚きながらも、「こんなにお母さんのことを思っていてくれるのは、世界中で○○ちゃん1人だけだね。」と言って、母と同じくらいの背になった私の肩をぎゅっと抱いてくれたのを、ついきのうのことのように鮮明に思い出しました。

    海外で暮らし始めて20年・・・今まで何度「おかさん おかあさん おかあさん・・・」と、心の中で、あるいは、声に出して、呼んでみたことかわかりません。離れている分、余計に、あれこれと案じたり、取り越し苦労もしてしまうのかもしれませんね。(さすがに母が雪だるまになって北極まで飛んでいってしまったかもとは思いませんが!)
    娘も、「おかさん おかあさん おかあさん・・・あっ、おかあさんだ!」という4ページは、いっしょに声を揃えて、最初は小声でつぶやくように、それから泣きそうな声で、そして、最後は思いっきりうれしそうな声で、感情豊かに読んでくれます。

    この絵本を読み終えて、母親は、子どもにとって、いつも自分のまわりにある空気のような存在なのかもしれないな、と感じました。母親の話し声も、歩く音も、鍋が煮える音やにおいも、すべてが子どもに安心感を与えてくれるものであり、子どもは決して多くのものを母親に求めたり、望んだりはしていないんだな、と気づかされます。そして、絵本の中で、お母さんが太陽の光に包まれて帰ってくるシーンのように、母親は太陽そのものなのかもしれませんね。たとえ、べらべらとおしゃべりばかりしているお母さんでも、「こげこげ生焼けハンバーグ」を作っちゃうようなお母さんでも!(このお母さん、酒井駒子の「ぼく、おかあさんのこと」に出てくるうさぎのお母さんそっくりで、私自身も親近感がわきます!)

    娘に「どうだった?」と感想を聞いてみると、「すてき!」と一言。「どんなところがすてきだった?」との問いには、「いっぱい・・・最後まで!」という答えが返ってきました。そして、「もう1回読みたい?」と聞くと、「4回読みたい!」・・・それくらい気に入ったようです。1番受けたのが、お母さんが雪だるまになって、北極にぴゅーんと飛んでいってしまうページ。
    「うそでしょう〜!」のセリフを、毎回面白がって読んでいます。子どもの想像力は、本当に豊かで、楽しいですね! また、お母さんを包んでいる太陽の光が、「おひさまぼうやのタックン」であることに気づいたときには、目を丸くして感動しきっていました。翌朝、女の子が元気にココアを飲んでいる絵でも、髪のゴムが「ふたごのうさぎ ピコタンとポコタン」」と同じ顔をしていることを発見して、「わあ、きっとお母さんが、お薬といっしょに買ってきてくれたんだね!」と喜んでいました。

    投稿日:2008/08/03

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    1
  • こんなに思われているっていいなあ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    こんなに思われているっていいなあと思いました。

    ハンバーグが外は焦げてるけど、中は生焼けだったり(爆笑)、
    おしゃべりに夢中になって雪だるまになったり
    (おかあさんのことどんなふうに思ってんの、とつっこみたくなったり)、
    ただおかあさんのことが好きではなく、
    頼りなさも含め、おかあさんのことをこんなに思っている子どもを
    ぎゅーって抱きしめたくなりました。

    子どもってそうなんでしょうね。
    どんなに理不尽な怒り方をしても好きでいてくれて、
    寛容な大きな愛を持ったあなたを尊敬してくれ、
    ママもそうなりたいと思います。
    ありがとうね。

    投稿日:2016/09/05

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  • 完璧なおかあさんではないけれど

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    2歳と4歳の子に読みました。
    ハンバーグが生焼けだったり、おしゃべりに熱中してしまったり、完璧なおかあさんではないけれど、こどもはおかあさんを大好きなんだなーと思うお話でした。
    私はタイトルだけで借りてきて、夏に読んだのですが、冬のお話ですね。
    こどもの発想って面白いですね。

    投稿日:2015/08/10

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  • 感動と親しみと

    風邪を引いたときの、一人ぼっちが淋しくて、いろんなことが不安になってしまう気持ちってみんな一緒。それがよく描かれていて、大人の自分でも、そうそう、わかるわかるって思える絵本です。

    日常的な居間の様子もとても親しみを感じます。耳を澄ますとテレビの音が聞こえてきそうだったり、こたつや飲み物の暖かそうな温度が伝わってくる気がします。

    女の子が、おかあさんおかあさんおかあさん・・・とつぶやくところは、つい感情を込めて読んでしまうと、うちの娘は泣きそうになってしまいます。ぬいぐるみがおかあさんを助けに行くところや、そのぬいぐるみをおかあさんが連れて帰ってくるところは、じ〜んとくるし、おひさまの形をしたぬいぐるみが、光の射しているように見えるページはとても素敵です。感動と親しみと、両方与えてくれるいい絵本に出会いました。

    投稿日:2012/11/08

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  • 母の存在

    このお話を読んで、母の存在がどんだけ大きなものか子供は分かったと思います。最近プチ反抗期なのかママはいらないってよく言われるので、この絵本のおかげでママの大切さが分かったとか!!でも、赤ちゃん返りで困りました・・・。

    投稿日:2012/06/17

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  • おかあさん大好き!

    娘はおかあさん(私)が大好きです。
    なのでもちろんこの絵本はツボです。
    この絵本のおかあさんみたいに、お料理が下手でも(「このおかあさん
    お料理上手じゃないんだね」って娘は言ってました。笑)、
    おしゃべり大好きでも、そそっかしくても、子どもはほんとに
    おかあさんが大好きですよね。こんな風にけなされながら?
    心配されながら女の子に待ってもらっているおかあさん。
    娘もずうっとそんな風でいてくれるかしら?と思いながら
    読みました。
    あと、この絵本の女の子、ひとりっこ(たぶん)で、たくさん
    持っているぬいぐるみに名前をつけて大事にしているところ・・
    そこも娘と重なってほんわかしました。たぶん、娘も共感して
    いると思います。

    投稿日:2011/11/29

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  • 子供の想像力がすてき!

    夜にクスリを買いに行ったお母さんを
    心配しすぎてしまう女の子のお話です。

    夢か現実か?どちらなのかわからない展開に
    一気に引き込まれてしまいました。

    子供ってものすごい発想をするときがありますよね。
    この絵本の女の子の発想もすごいですよ。
    お母さんが帰ってこないのは。。。と
    どんどん想像力をはたらかせていきます。
    ものすごい発想に圧倒されっぱなしです。

    お母さんは無事に家に戻ってくるのかな?
    夢か現実か。。。いつもは冷静だけど、
    今回はかなり心配性の女の子に注目です。

    投稿日:2008/04/16

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