図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘と読みました。
子リスのニブルが木の実で遊んでいると、
「M・O(エム・オー)」と名乗る大人のリスがやってきて
木の実を使った遊びを教えてくれます。
しかしM・Oはニブルから木の実をだまし取り、森の中へ消えてしまいました。
驚き、落ち込むニブルがパパとママとレストランへ行くと、
なんとそのレストランのコックさんはあのM・O!
ニブルはM・Oから大事な木の実を取り戻そうと画策します。
そしてニブルが取った(選んだ)行動は・・・?!
もし自分がだまされた時、卑怯な手で自分も相手をだまし返すのか、
それとも正々堂々、正面からぶつかっていくのか?
だまされて落ち込むニブルや、気が逸って寝付けないニブルなど、
いろんな葛藤や感情が溢れ出るニブルがほほえましく共感できました。
長女も次女も、「M・O」の本当の名前(=ものすごくわるい・おじさん)
の箇所にゲラゲラ笑っていました。
自分たちだったらどんな行動に出るか?は敢えて聞いたりしませんでしたが、
うちの娘たちだったらどうするのかな。
私だったら・・・どうするかな?
悩みや問題にぶつかった時、
自分ならどうするかな?と考えさせられるお話でした。
このお話は4歳の次女がとても気に入り、何度も何度も読みました。
丁寧に読むと15分くらいかかる長文なのですが、
下手すると一日に2回くらいリクエストしてきました。
時間のある時にじっくり読むのをオススメします。