4歳の娘と読みました。
まいごになってしまったふくろうのぼうやのために、
リスさんや他の動物たちがお母さん探しをしてあげます。
なかなかお母さんにたどり着けないのだけれど、
まいごになったぼうやの背景に描かれる動物たちや、木々の様子、
そしてぼうやのために頑張るリスさんたちが、
暖かい色彩で可愛らしく描かれていて、
作者さんの優しさがとっても伝わってくる一冊です。
まいご ってとっても心細いものだけれど、
この絵の力でしょうか、
4歳の娘は全く不安な表情をしませんでした。
きっと、最後にはお母さんがきっとみつかることが、
動物たちと、絵の暖かさを通して、なんとなく分かったのだと思います。
一番ラストのオチもクリス・ホートンさんらしくて、
ハッピーエンドだけで終わらないところも
また素敵だなと思った一冊です☆