「だいすき、でも、ゆめみてる」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

キリン好きの娘が選んだ本です。
主人公の子のように「キリンをプレゼントしてくれたらなぁ」と娘が言っていましたが、最後まで読むと、「私はいらない」と言っていました（笑）
キリンの成長と共に部屋に入りきらなくなっていく姿がとてもかわいらしくおもしろかったです。
キリン好きにはたまらない絵本ではないでしょうか。

お誕生日にキリンの赤ちゃんがもらえるって、ありえないことができてしまうのが絵本です。男の子といっしょに寝ている様子や、キリンの足で遊ぶ様子は笑えます。ラストの男の子のお祈りもユニークで面白く、納得できる内容のお祈りでした＾＾

まいごのきりんをプレゼントしてもらった誕生日。
その日からはじまるすてきな生活。そんなきりんとの生活をくれるなんて、
本当にすてきなおばあちゃんに、すてきなな誕生日プレゼント！
きりんのウィリアムはぼくの部屋におさまりきらないくらい大きくなって、そのうちぼくのうちでは足しか見たり触れたりできなくなってしまう。その足を使った遊びもとっても素敵なもので、その生活が鮮やかでうらやましいです。
５歳の娘と３歳の息子で、もしもうちにウィリアムがきたらどうしよう、と
わくわく、興奮しながら盛り上がりました。我が家ではブランコと、滑り台をしたいそうです。
だけどちゃんとときどき顔を見に行けるけど、いつか２階下の部屋の住人がきりんを飼ってくれるのを待っているなんて、親としてはなんだか心があまずっぱい気持ちになるけれど、いつかかなうといいなと思います。
娘はこの前おばあちゃんに電話して「今年の誕生日は、きりんがいいの」と言っていました。私もそれはいい！と思った１冊でした。

５歳の娘と一緒に読みました。

４階の女の子ときりんのウィリアムが仲良くなるシーンに思わず、「なるほど！」と言葉が出てしまいました。
娘もそのシーンが一番印象に残ったようで、「女の子、よかったねぇ」と言っていました。

そしてこの本を読んで以来、娘がずっと「きりんさん、おうちで飼いたい」と言っていて困っていたりします（苦笑）。

５歳の息子と読みました。
おばあちゃんがキリンをぼくにプレゼントしてくれるという、
なんだかへんてこりんな話。
あり得ない設定を絵本にするとこんな想像しちゃうんだな、という感想。
奇想天外な話に、高畠さんのイラストがぴったりでおもしろい。
キリンの４本の脚だけがある構図とか秀逸。
息子にとっては、ちょっといろいろ謎が多そうだったけれど。
最後は…ぼくのお祈りがかなって2階の子がキリンを買い始めたんだね、よかったー。
うーん、でも、私的には、マンションでキリンを飼うと、狭そうでちょっとかわいそうだったな。

誕生日プレゼントのきりんとマンションで過ごす男の子というとっぴょうしもないおはなしですが、イラストのきりんのウィリアムの表情が愛らしくて、本当にきりんを飼えたらこんな悩みが出てくるのかもと想像しながら読むことができてとても楽しかったです。
大好きでも夢みてるというタイトルとおりにオチがあるのもくすりと笑うことができて良かったです。

５才の娘と読みました。

おうちで飼っていた大好きなキリンがどんどん大きくなって、
ついにはベランダで上の階の女の子と仲良しになってしまい、
寂しい思いの主人公。

ちょうど娘が生後10カ月くらいのときに、
家に遊びに来た自分の友達になついてる様子を見て、
部屋の隅でむくれてしまった息子の姿を思いだし、
なんだかとても微笑ましい気持ちになりました。

上の階の女の子は越してきたばかりだから、
ほくが面倒みなくちゃ。と頑張る主人公と、
ぼくはお兄ちゃんだから我慢しなくちゃ。と
頑張ってきた息子の姿がこれまた重なり、
娘と一緒に読んだものの、私には息子を思わせる一冊となりました。

最後は望みが叶い、上にも下にもキリンの主人公。
現実にはあり得ない望みと、しかもそれが叶ってる須賀田に、
思わず笑ってしまいました。

中盤までしんみり切ない気持ちにさせられ、
最後に一気に巻き返す、
絵本ならではのさっぱりしたストーリーです＆＃11088；

男の子が、マンションでキリンを飼うお話です。キリン、飼うの大変だよなぁってつくづく思いました。ラストの男の子の発想にはびっくり。キリンを広い場所で飼いたいとかいう発想ではないんだね（笑）。絵のシュールな感じとお話の突拍子のない感じがマッチして、いい味が出ていておもしろかったです。