「みえるとかみえないとか」は何度もリピートして読んでいた絵本です。
たくさんの宇宙人がでてくるのが楽しいのかな?
内容は道徳の授業で使えそうな多様性・ハンディキャップについての絵本です。
地球人の男の子はいろんな星を探検して宇宙人を調査しています。
そこで出会う宇宙人たちは地球人とは見た目が違います。
地球人では当たり前のことでも宇宙人たちにとっては当たり前ではない。
地球人は目は二つしかないけれど、宇宙人たちは、後ろをみる三つ目の目があります。宇宙人たちにとっては当たり前に見えるうしろが見えない地球人はここでは可愛そうで気を使われる存在らしい。
でも、本当に可愛そうなのかな?
自分の当たり前は人の当たり前?
自分の当たり前ができない人はかわいそう?
真剣に考え出すと、ちょっと深い話なのですが、ヨシタケシンスケさんのポップなイラストと可愛い例えで、息子は楽しんで読んでいました。
この絵本の真の部分を理解するにはもう少し大きくなってからだと思いますが、今「違い」に気づいていない「今」だからこそ、息子には読んでほしいなーと思う私なのです。
「違う」ことが当たり前。
だからこそ、みんなの乗り物(個性)について「知りたい!」と思える心が自然に育っていってくれれば嬉しいです。
この絵本はおうちにお迎えしたいな。