11ぴきのねこシリーズ、大好きです!
欲のままに進み、ずるくて、でも優しい一面もあり、ほめられると調子に乗り、なんと言っても抜けている!とても人間味あふれるねこたちです。
今回は、そんなねこたちが旅に出たときのお話です。
ボロ屋を見つけてきれいに掃除して住もう決めたところに、家主の親戚だというブタがやってくる。せっかくきれいにした家を渡すまいと、ブタを追い払うと、ブタは自分で家を建て始める。しかし、雨が降ってくると、ブタがかわいそうになった11ぴきのねこたちは、ブタを「自分たちの家」に入れてあげ、ブタの家を建てるのを手伝うと約束する。喜ぶブタと、いい気分になるねこたち。
ところが、家ができると、あまりにすてきな家なので、ねこたちはブタに渡すのが惜しくなり、自分たちの看板をつけて自分たちの家にしてしまった!結局ブタが古い家に、ねこたちが新しい家に落ち着くと、そこへ台風がやってきて、ねこたちは新しい家と主に吹き飛ばされてしまう。
お話の展開も絵もユーモアたっぷりで、子供たちもケラケラ笑いながら聞きました。