何と言っても題名が言いえて妙。
ワクワクしながら読みました。
「ぼくのママはね
ほんとに
ほんとに
こわいんだ」
という但し書も何とも言えません。
お話は、散らかったうさぎのうさぼうの家の前をサーカス団が通り過ぎるシーンから始まります。
うさぼうは、ママにサーカスに行きたいとおねだりするのですが、部屋を片付けてからという、伝家の宝刀のようなお答え。
どうしたって片付かないので、うさぼうは家を飛び出して、サーカス団に入れて貰う交渉をします。
その時、サーカス団の団長に
「君は 何が できるの?」と言われて答えた言葉が
「恐怖のママを持ってるよ」
それから、ハラハラするような展開が続きますが、最後にママが全てを解決してくれるというお話です。
その解決方法たるや、成る程と納得できるもので、ママの偉大さがわかるもの。
やはり、ママには敵いませんよね。
ママの愛情も感じられるスマッシュヒットという感じの絵本でした。
絵が可愛いので、見るだけでも楽しめると思います。