お誕生日って特別な日ですよね。
バースディケーキを食べて、プレゼントをもらって。
子どもたちは大喜び。
きっと、毎日が誕生日だったらいいなって思っている子はいっぱいいるはず。
このお話のいっこちゃんは「毎日お誕生日がいいの。お誕生日をして!」と繰り返し言いました。
ここでお母さんがすごいのです。
「いっこちゃんが自分でケーキをつくるなら、ろうそくをたてて、おいわいしてあげるよ」
なかなかこんなセリフは言えません。
誕生日の翌日は食パンでケーキをつくりました。
ろうそくの数は6本。
「昨日5歳だったいっこちゃんは、今日はもう6歳でしょ」
その翌日はバナナホットケーキにろうそくを7本。その翌日は干しぶどうケーキ。もちろん、ろうそくは8本。
ここでいっこちゃん、気がつきます。
このままいくと9歳、10歳、・・・・100歳!!!
やだ、やだ、やだ、やだー!!
こうして毎日誕生日はおしまいになります。
でもね、最後にお母さんが言うセリフが素敵です。
ぜひ読んでみてください。
私もこんなことが言える素敵なお母さんになりたいな。