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花さき山」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

花さき山 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1969年
ISBN:9784265908202
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,502
みんなの声 総数 103
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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10件見つかりました

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  • やさしい心

    私が子供の頃に読んだので、懐かしくなって読みました。

    表紙を見た子供は「こわいお話なの?」と、聞いてきました。

    確かに、子供が好きそうな、かわいらしい絵ではないです。

    でも、私はこの絵が好きですし、きれいだと思います。

    お話の内容も、すばらしいと思います。

    ずいぶんと昔に出版されたものですが、やさしさや命を懸けることなど、今の私達でも充分に伝わるものがあります。

    投稿日:2011/04/09

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  • 怖そうな昔話?なんて敬遠しないでください。
    この絵と文章でないと伝わらない、静かな美しい世界があります。

    私も、子どもが怖がるかな?と思いつつ
    たまにはこんな本も、と一応読み聞かせてみたら・・・
    上の子がじーっと聞き入り「もう一回読んで」が2回、
    我が家の本棚に収まることになった本です。

    山姥の方言交じりの語り口は優しく、心地よく
    土に水がしみ込むように心に届きます。
    誰かを思って我慢したとき、花さき山に人知れず花が開く・・・。

    誰かを思って我慢する、なんて
    自分の子どもにはあまりさせたくない。
    だって人生損しちゃいそうじゃない。
    我儘って言ってみるもんだよね、絶対聞いてくれる人っているんだよ。
    そんな話を聞いて苦笑いしたこともあります。
    今の時代、大人だって自分を守ることで精一杯。
    だけど。

    まだ小さな子どもが、
    誰かに強要されたわけでもなく
    見返りを期待しての行動でもなく
    自分の大切な人(この本ではお母さんですね)を悲しませないために踏ん張っていることがある。
    私も気付かないところで、そんな健気さに助けてもらっているかもしれません。
    そんな透明な優しい気持ちが集まれば、きっと世界は本当に美しくなる。

    我が家の、ちょろちょろしてばかりいる上の子も
    私のために我慢していることがあるのでしょう。
    また昔話だからこそ、あまり現実味が強すぎず
    すんなり世界に入って行けたようです。

    個人的には、死んでしまう八郎の話などは、自己犠牲すぎてちょっと・・・と思ったりもしましたが(本を読んでいたら違うかも)、
    子どもにも大人にもおすすめです。

    投稿日:2009/02/17

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  • お気に入り

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子7歳、男の子0歳

    長女の保育園の時からのお気に入りの本です。

    文章に少し特徴があるので、はじめて読むときは、
    なかなかうまく読めませんでした。
    でもなれてくると、感情や言葉の強弱などを付けて、楽しく読めます。

    長女は何回も読んでいるので、今では私より表現の仕方がうまいです。
    長女が次女にこの本を読んであげている時は、
    私も聞き入ってしまうほどです。
    この本をきっかけに長女は本が好きになりました。

    やはり長女の一番のお気に入りは、花さき山一面に咲く花のページ。
    その花の色合いがとてもきれいです。

    そしてこの本を読んだあと、長女は自分が優しいことをすると
    「あ、今花さき山に私の花さいたかな〜?」と
    咲く花を思い浮かべています。

    投稿日:2008/09/16

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  • 語り継いでいきたい

    懐かしい絵本です。見た瞬間に自分の子供時代がよみがえってきました。
    内容もしっかりしているし、絵も素晴らしいと思います。
    まさにこういう絵本が名作なのだと思います。
    子供の心にも響いた内容だったようで、じっと聞いていました。
    後世に語り継いでいきたい絵本ですね。

    投稿日:2017/01/22

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  • がまん強い優しい子に

    文面が子供には理解しにくいところがあったので
    分かりやすく言い換えて読みました。
    人のために我慢すること、優しい心にとても胸があつく
    なりました。小さいながらに懸命に耐えたのでしょう。
    その優しさが、きれいな花を咲かせる花さき山。
    きっと美しい心の持ち主にしか分からない場所なのでしょう。

    投稿日:2013/05/13

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  • ぜひ一度読んでみてください

    • ぶんぶんぷんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子 14歳、男の子 11歳

    奥深い(と思われる)山に1人住み、人々から畏れられている山ンばは、実は人間のやさしさやけなげさのあふれる行為を見守っている。それは山ンばと会話をしている小さな少女の家計や家族を思うけなげな言動だったり、お母さんのおっぱいを飲むあかちゃんのいじましさだったり。すぐそばにいる家族ですら気づいていない小さな、でも立派な心がけに対し、敬意を払って見守り、その証として花を咲かせている。民話調の語りと見事な切り絵で、本当なのか架空のことなのかわからないような一種不思議な世界にひきこまれます。一見、小さな子どもには不向きかと敬遠されるかもしれないけれど、私の子どもは幼児の頃にこの絵本に出会いずっと好きで手放せません。心の奥深くにこの世界観や作者のメッセージが刻まれているように思うので、ぜひ一度手にとってみてほしいと思います。私も、花さき山に1つでもいいから花を咲かせてみたいと思いながら暮らしています。

    投稿日:2011/12/08

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  • 子供が成長するのを待ってました

    絵本クラブ対象

    • ドレミ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、女の子1歳

    こういう本の面白さがわかるようになるまで待って待って…、
    とうとう上の子(5歳)に読ませましたよ。

    この表紙で、怖い話が苦手な上の子はややびびり気味。
    でも、読みはじめると食い入るように、吸い込まれるように聞いてました。
    妹がいる登場人物のあやと、自分が重なる部分があったからかもしれません。
    最後に感想を聞くと「面白かった!ぜんぶ!」と。
    なんとなく下の子にさらにやさしくなったように見えるのは気のせいかな。
    さて、次は「モチモチの木」かな〜?

    投稿日:2010/11/17

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  • 心の花を咲かせましょう

    幼稚園の先生に薦められて借りてきた本です。
    我が家には『もちもちの木』があり
    なぜか娘は、その続編だと思ったようです。
    あの独特の切り絵のタッチが強烈だからでしょうか。

    内容はつらく苦しい日本の貧困時代を象徴するような
    辛抱を美徳とするものでしたが
    そこに流れるほんのりとした温かさは
    読み継がれるにふさわしいものだと感じました。

    娘はこの「シリーズ」をもっと読むのだそうです^_^;

    投稿日:2009/09/25

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  • 考えされられます

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    最近、自分が不幸だから誰かのことも傷つけてやろうと考えている人の起こす犯罪が多く発生しています。
    そんな中、この絵本を読んで、自分は我慢してでも相手のことを考える気持ち、辛抱すること・・・昔からの日本人の美徳とでも言うべき心のあり方を考えさせられました。
    自分より人のことを思って辛抱したとき、花さき山に花が咲くというお話です。
    自分中心になってるなと気づいたとき、どこかにこんな山があると想像すると、相手に対する気遣いの気持ちも持ちやすいのではと思います。
    じっくり味わって読みたい絵本です。

    投稿日:2009/07/08

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  • 大好きな絵本でした

    子供の頃、すごく感動した覚えがあったので借りてきました。

    「この花は ふもとの 村の にんげんが、やさしいことを ひとつすると ひとつ さく」

    良いことをしたら、花が咲いてくれるのだと思っていたんです。辛くても、優しいことをしたら、ちゃんとそれを見てくれる人がいて、花が咲くのだと…。
    だから、この絵本が大好きでした。

    だけど、こちらのレビューにもありましたが、違う見方もあるんだということを大人になってから知りました。
    自己犠牲が強い絵本。。。
    確かにそういった面もあるかもしれません。

    子供には、「人のために自分が我慢しよう…」と言うのではなく、「横柄にならずに人にも譲れる心のゆとりを持つことも大切」「優しいことをしたら、花が咲くよ」そういう風に伝わればうれしいなと思いました。

    投稿日:2009/03/20

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