ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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10件見つかりました
昔読んだなぁ、と懐かしく手にとりました。 どんな内容だったかドキドキ読み始めると、結構文章が長いんですよね。 でも、文章は長いけれども絵が詳細に描かれていてきれいなので、 息子はゆっくりと絵を堪能しながらお話を聞いていてくれました。 途中「あ、これ見て!」「ここ見て!見て!」と朗読の邪魔をされたぐらい絵に夢中でした。 季節の移り変わり、自然の大切さを改めて気づかさせてくれる本です。 そして、表現力の豊かなこと。 豊富な日本語の表現を楽しんで欲しいな、と思いました。(海外で暮らしているので英語でも読みました) 息子の感想は「絵がきれいで好き。特に太陽の顔!」だそうです。 よーく見ると確かに太陽の表情も素敵です。 親になり、読み手になり、イラストをじーーと見ることを忘れてしまう今日この頃。 この本は読まずにじっくり絵だけを楽しむのもいいと思います。
投稿日:2009/12/28
時の経過を1冊にまとめたおうち目線からの絵本。 いなかにあったちいさいおうち。ちいさくてもきれいでしっかりじょうぶに建てられています。この家を建てた人は意志が固く、絶対に家を売らないと誓います。きのうと今日はすこしずつ違う。そんな積み重ねを大事にしていきたいものです。
投稿日:2020/10/05
子どもに読み聞かせるには少々長いお話ですが、最後まで読むと、1本の映画を観たような充実感がありました。 ちいさいおうちが建てられた当初は、自然がいっぱいののんびりと穏やかな場所でした。年月が経つにつれて、道路が作られ、ビルが立ち並び、電車が走るようになり、人が増えて空気も汚れていきます。夜空も、咲いているお花も、季節でさえも感じ取れなくなって様変わりしていく風景は悲しくもせつなくもあります。 「街」そのものが悪なわけではないけれど、行き過ぎた利便性を憂いているのでしょうか。後戻りのできない現実は、ちいさいおうちの引っ越しというところでも表されています。その場所から移動しない限りは変えられない環境。とても深いお話だと思います。 感情に訴えかけてくるような、バートンさんの絵も本当に素晴らしいです。娘たちにとっては続けて何度も繰り返し読むタイプの絵本とは違うようですが、それぞれに思うところがあったらしく、この先成長していく過程でさらなる良さを実感してもらえるような気がしています。
投稿日:2020/06/20
5歳と3歳の娘に読みました。 私自身が小さい頃、この絵本が大好きで娘にも読んであげたいと思い探してきました。 ちいさいおうちの周りがどんどん変わっていく様が描かれていて、 すっかり「まち」になってしまったページと初めのページを見比べることができるので3歳の次女でもわかりやすかったようです。 昨年、都会から慣れない田舎に引っ越してきて、 帰りたい、嫌だ嫌だと思っていた自分。久しぶりに読んで考えさせられました。 初めて読んだ時、5歳の長女は「ちいさいおうちかなしそうだね」と入り込んでいましたが、最後にほっとしたように穏やかな表情をしていたのが印象的でした。 何度も読んであげたい名作です。
投稿日:2014/04/06
ちいさいおうちはいなかに住んで自然や季節の移り変わりを感じて、とても幸せそうでした。 時は流れちいさいおうちのまわりはどんどん変化していきました。 いつのまにかちいさいおうちは街のど真ん中に埋もれるようにして、自然なんて感じられなくなってしまいました。 そしてちいさいおうちも汚れて壊れて。。 読んでいるうちにとても悲しい気分になってきました。 うるうるしそうになったその時、ちいさいおうちはお引っ越しすることに! どんどん街を離れ、田舎のあるところに落ち着きました。 そこでは以前のように自然を感じることができ、またちいさいおうちは幸せそうです。 ああ〜、よかった〜。 いなかで生きる喜びがいっぱいに伝わってくる絵本でした。 私が読むのをじっと聞いていた息子。 おうちがお引っ越しすることになった時、本当にほっとしているようでした。
投稿日:2014/03/13
子供の頃に新幹線や高速道路ができ、一面の畑がすっかり住宅地に変貌していった・・・という時代を生きた昭和世代の親にとっては、「ちいさいおうち」の気持ちが良く判ると思います。 であるからこそ、気持ちを込めて子供に読んであげることのできる名作だと思います。大変感じ入りました。
投稿日:2012/06/26
田舎な静かな丘にあるちいさなおうち。 春には林檎の花が咲き、夏には子どもが池で遊び、秋には木の葉が赤く染まり、冬には雪で覆われる。 ところが、ある日丘のまわりに道が作られて…。 『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』などで有名なバージニア・リー・バートンが、本当の豊かさを描いた静かで優しい作品。 1965年の出版以来、読みつがれ版を重ねている。 小型版も出版あり。 多彩な色使いで細かく書き込まれた絵なので、読み聞かせよりもお家で読むように。 寝る前などに落ち着いて読みたい名作絵本。 年長さんから大人まで。
投稿日:2012/03/24
私がこの絵本に出会ったのは、幼稚園の先生が読んで下さった遠い幼い日の頃です。 でも、今でも、はっきりと覚えています。 魅力的な表紙の絵に、始めから最後まで見入っていた事。 読んでもらっているうちに、自分が、すっかり小さな家に感情移入してしまい、周りを高いビルに囲まれて肩身が狭くなり、淋しくって、とても悲しくなってしまったこと。 子供が出来て、読んであげたも、親子で楽しめる。 子供にとっても、勿論お気に入りの一冊だ。 大人になって、読みなおすにあたり、幼稚園時代の本だからさぞ幼いだろうと思って読み返してみたら、大人になった自分自身のために読んでも、実にいい本であることに驚いた。 何年、何十年たって読み返しても感動してしまう、小さくても大きな名作絵本である。
投稿日:2011/07/20
お話をとおして、ちいさなおうちの周辺の変化が描かれています。 おうちは何も変わらないのに、まわりはめまぐるしく変わっていって、戸惑い寂しくなるばかりです。 そんなおうちに、お引越しの日がやってきて、静かな田舎暮らしを取り戻します。 読み進めるうちに、せつない感情がでてきましたが、ハッピーエンドで終われてよかったです。 お話としては、大人向けかな。 子供には、おうちがそのまま引っ越すようすが楽しかったようです。
投稿日:2011/04/12
何歳になって読んでも、色あせない作品だと思います 最初のページは“ちいさいおうち”の誕生シーン。 建てた人の台詞から思うことは、あちらの昔の建物は耐久年数が長い事。百年単位の家屋だって珍しくないと聞きます。 さて、“ちいさいおうち”は、自然環境に恵まれた四季折折りの移り変わりを何十年も楽しみ眺めてきましたが、周囲が年々喧しくなっていき、時代に取り残され、忘れられてしまったような存在に…。 遠い昔、町の灯りに興味を持った事もありましたが、現実は…。 見開き右のページに、“ちいさいおうち”は描かれ、その周囲の様子の変化が、後ろのページに行くほど加速し描き加えらています。 読みすすめていくと、“ちいさいおうち”に、思わず心を寄り添わせ、『この先どうなっちゃうのだろう』と、ページをめくる手が怖々になっていきます。 5歳当時の息子に、『ちょっと長くて飽きちゃうかな?』って思いながら読みましたら、二つのビルに“ちいさいおうち”が挟まれるシーンで泣き出しました。そして、先を読ませず、田園風景の頃のページに無理矢理もどして眺めていました。 結局その日は、最後まで読みませんでしたが、翌日続きを読んでやっと、安心したような様子でした。 10歳の今、読んだらどんな感想を持つか、今夜実験してみます。
投稿日:2009/07/29
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