娘も明日で卒園です。
「さよならぼくたちのようちえん」の歌も知っているので、この
絵本を読んでみました。私も娘もドラマを観たことがないので、
この絵本がどんな内容のものなのか全くわからずに読みました。
大切なともだちとは言え、こどもだけで果たして遠くの場所に
入院しているともだちになんて会いにいけるのだろうか?とか
幼稚園を子どもだけで勝手に抜け出すってどう考えても無理だ
ろうとか
幼児だから電車に乗る時は切符はいらないのじゃないか?とか
でもそうしたら大人がいないとやっぱり困るのかな?とか
こうみなんてでもすごく遠い場所に入院しているのはなぜ?
結核とかでもなさそうだし(手術するっていうから)とか
ちょっぴり(かなり)腑に落ちない部分はあったのです。
少なくとも我が娘とてらしあわせてみると、いくら頼りになる
友達が一緒でもきっと無理だろうなあと思うし。
こういう腑に落ちなさっていうのはきっとドラマの方が元になって
いるからなのかなあ。ドラマとはなかなか馴染めない自分の
性分のせいなのかなあって思いました。元々がドラマでなく
絵本だったならば、どんなに荒唐無稽でもすんなりと入って
きそうな気がするから。
ゴッホのよるがあおい・・という件もちょっといやらしさを
感じたのですが(笑。幼児がそんなことを言うのだろうかと)
こちらはでも、我が家でも夫がゴッホの絵を飾っていたり
娘になにかと話していたりもするので、そういうおうちもあるかなと♪
まあ、娘はゴッホの絵のことも忘れていたので、絵本を読んだあとに
見せて説明してあげましたけれども。
たぶん、でも、我が家は日常的に子ども病院に通っていて、もっと
リアルに病気や障がいと接しているから、ここに描かれている
ものはなんとなく違うって思ってしまったのかもしれません。
希望が持てる最後だったことは救いでした♪
大島さんの絵は素敵でした。ゴッホの絵を描いても、ゴッホの
絵になりつつ、でもしっかり大島さんで。
「さよならぼくたちのようちえん」の歌詞や楽譜がついていたら
うれしかったのになあって思いました。