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旅に出ると決めたヤマネコのために、森の仲間たちが心を込めてプレゼントづくり。 楽しかった思い出、気持ちよかった思い出、ちょっぴり困った思い出、ちょっと怖かった思い出。 仲間たちがそれぞれに、ヤマネコと過ごした時を思い出して作り上げられたプレゼントは本当に素敵です。 版画で描かれた絵がとても美しく、繊細でありながらもダイナミックで一目見るだけで、その世界観に引き込まれます。 6歳の娘に「この絵は木の板を掘って書いてるんだよ」と教えると 「すごい!めちゃくちゃキレイ!」と何度もページを繰って見返していました。 ヤマネコは、仲間たちとのたくさんの思い出と心のこもったプレゼントを胸に抱えて、森から旅立っていきます。 仲間たちとの大切な思い出は、いつまでもヤマネコの心を温め、励まし、強くしてくれるのではないでしょうか。 読むたびに、心がじわっと温まる名作です。
投稿日:2019/03/17
ヤマネコが旅に出る。 その決意を聞いたハリネズミ、 森の仲間に思い出を刺繍した毛布を用意しようと呼びかけます。 見送るものと見送られるもののそれぞれの思いを描いた、 とても強い印象の残る物語です。 絵も版画で黒く太い線のシッカリとした画風、 それぞれの思い出がぐっと立ち上がり展開していくような、 迫力があります。 みんながそれぞれに思い出すヤマネコとの時間。 決して楽しいだけじゃないような記憶なのですが それすらも許せる、ヤマネコの気質があったのでしょう。 ふざけんなという態度のシマリスでさえ、 最後には見送る心で枕を渡しに来ます。 ―ヤマネコは さっそうと 森をでていきます。 うわおん、うわわおん、うわわわうぉん… ヤマネコの声には似つかわしくない、 心の底からのなき声に、心を貫かれます。 旅立ちというテーマは珍しくない気もしますが、 版画と思い出の刺繍を作るという行為、思い、 それぞれがとても調和した絵本で、心に響きます。 ヤマネコの毛布の重み、あたたかさ。 それが最後まで余韻となって、心地よい。 思わず手に取りたくなる絵本です。
投稿日:2015/06/08
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