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とおいまちのこ」 6歳のお子さんに読んだ みんなの声

とおいまちのこ 作:たかどの ほうこ
絵:ちばちかこ
出版社:のら書店
税込価格:\1,430
発行日:2007年10月
ISBN:9784931129276
評価スコア 4.41
評価ランキング 12,677
みんなの声 総数 16
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6歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 絵ハガキのようです。

    • お豆腐さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子6歳

    とにかく絵が素敵です。可愛らしくてあたたかみのある絵です。

    とても優しくて繊細な女の子の気持ちが伝わってきます。

    まち全体の絵には、女の子の話していた「なみきみち」や「かいだん」など探すのも楽しいです。

    引っ越しなどで新しい街に行くということは、経験した人にしかわからないことだと思いました。別れはさみしいです。

    投稿日:2013/11/25

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  • 児童書みたいな雰囲気

    たかどのさんの絵本と言ったら『つんつくせんせい』シリーズや
    『まあちゃんのながいかみ』の印象がとっても強烈ですが、
    この絵本は、たかどのさんの文も落ち着いた雰囲気で、たかどの
    さんの妹であるちばさんが描いた挿絵もシックで、「たかどのさんの
    絵本」というよりは、「たかどのさんの児童書」みたいだなあと
    思いました(『十一月の扉』や『緑の模様画』のような)。
    娘も絵本の中を読んだだけでは、作者が誰なのか全くわからなかった
    ようです(私もわからないけど)。
    そうして、読んでいると3月に行った函館を思い出します。
    おんなのこがくらしていた「とおいまち」が、どうしても函館に
    見えてしまって(たかどのさんは函館出身だから、という先入観も
    あるのですが)。
    また訪れたいな。
    大人になった私は、この絵本の中の子ども達のように、不思議な気球に
    乗ってとおいまちへと行くことはできなくなりましたが、行こうと
    思えば、自分の足で、自分の力で、とおいまちに行くことができます。
    大人になるっていいこともありますね。

    投稿日:2013/07/01

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  • 同じ気持ち!

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    綺麗な絵とタイトルに惹かれて借りてきました。
    見たこともない町を想像するのはすごく好きなので自然と手が伸びていました。

    転校してきたばかりの女の子に、お友達がどんな町だったのか聞いてきます。
    遠い町を思い出し新しいお友達に話す女の子。
    その様子を見ていた息子は「○くんと似てるね。」と。
    転校ではないけれど、入学を期に新しい町で新しいお友達とスタートした息子と女の子の状況はよく似てるかも。
    それと・・・私も。

    懐かしくそして恋しい遠い町。
    親しみを持とうとしている新しい町。
    戻りたい気持ちもいっぱいあるけれど、不思議と今の町にも愛着がわいてきてる。
    なかなか上手く言葉では説明できない気持ちが私の中にあるんだけれど、それが上手く描かれていた絵本でした。
    女の子の複雑な気持ちと自分の気持ちが同じです。
    もしかしたら、息子も同じなのかも。

    「新しいお友達とあの町を見たい。」と願う女の子に起きた出来事が幻想的で自分の思いも乗せて読みました。
    息子に仲のいいお友達ができたら、一緒に思い出の町で遊ばせてあげたいな^^

    投稿日:2009/04/21

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  • 引っ越し前の町を思って

    引っ越して寂しい気持ち、でも新しい友達と仲良くしたい。不安定で複雑な気持ちがよく出ていました。
    引っ越したばかりで、まさしく!な娘に読みましたが、ちょっと違ったようです。というか、もっと年上の子向けだったかな〜。
    自分の引越し経験から言うと、小学生ぐらいが対象かな〜。

    読んでいて、児童文学でのたかどのさんを思いました。
    現実の話でないような掴み難い、でも現実にある気持ち。そんなたかどのさんのお話が挿絵とマッチしていて、メルヘンのようなファンタジーのような、だけどこの世での引越しを描いています。
    (たかどのさんの児童文学世界もオススメですよ〜)

    ちょっとオマセな、引越しで前の土地が忘れられない女の子はいませんか。きっとこの本が同調してくれますよ。

    投稿日:2008/10/02

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