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春から小学校にあがった娘は、ランドセルの中にいつでも筆箱を 入れて学校に通います。そんな娘がきっと楽しめるのではないかな?と 思ってこの絵本を読みました。 じぃんとしちゃった。ちいさいキルル、静かだけれど、物語は とっても壮大で満天の星空や、長い長い時の流れが見えるようでした。 ときどきちいさな火をふく、キルルに私も会いたいなあと思うけれど、 本当に困った時にしか会えないのだろうから、会えなくていいのかも しれません。 一緒にこの絵本を読んだ娘も、キルルのことを50年経っても忘れません ように。ときどきは筆箱の中をのぞいてくれますように。
投稿日:2013/07/04
読み終わって、心がじーんとしました。 おじいちゃんとキルルの出会い、約束。 そしてキルルとの別れなど、温かくて、切なくて・・・ ファンタジーなんだけど、現実的。 本当にこんなことがありそうと、思えます。 夜空の描写など、まるで詩のように素敵な文章です。
投稿日:2011/10/11
図書館でオススメの本として紹介されていたので、気になって読んでみました。 おじいちゃんのふでばこの中にいた、へんてこないきものキルル。男の子と小さなりゅうの出会いと別れが描かれています。 やさしい色使いなのに、とても力強い不思議な絵。ちょっぴり切ないストーリーと共に、独特の世界が広がっていました。じんわりと余韻が残る絵本です。
投稿日:2014/03/17
男の子は筆箱の中に入るくらい小さな竜のような不思議な生き物をみつけました。竜にキルルと名付け、キルルは「ぼく」の仲良しになるけれど、どこから来たのかまるでわかりません。 キルルを通して「ぼく」とおじいちゃんが通じていく物語は暖かいです。 竜は、おそらく誰の心にもやってくる。 そして、人それぞれに関係を築きあげていくものだと思います。 自分の中に忘れられた生き物が居ないかどうか、問いかけられる絵本です。
投稿日:2013/04/07
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