「わらって わにさん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

泣いているように見えたわにさんをなぐさめるために、森の動物たちが集まって来ました。
わにさんは本当は泣いていなかったのですが、みんなで楽しい時間を過ごしました。
みんなが帰ってしまったら寂しくなって、本当に泣いてしまうのですが、思いやりと子どもたちの心を優しく見守っている絵本だと思います。

「わらってわにさん」がテーマだけど、そんなに単純なお話じゃありませんでした！これは面白い。

仲良しの動物の仲間たち。わにさんが泣いている現場を目撃したにわとりは、わにを慰めようと歌を考えます。その様子を見たりすは、花束を作ることに。
「わにさんを慰めよう」の気持ちはみんなに伝わっていって、総出で慰めに行きました。
だけど…あれれ？わにさん泣いていたんじゃないのね。ある意味”がっかり”しちゃった皆は帰ることにしたのですが…。
ここから先は読んでからのお楽しみ。愛嬌のあるわにさんがカワイイです。

そして何気に…わに、にわとり、りす、すかんく、くま、まんとひひ。仲間はしりとりになってる！珍しい組み合わせの動物たちだなぁと思ったらそんな仕掛けが隠されてました。

一筋縄ではいかないストーリー、展開が楽しいですよ。５〜６歳にオススメ。

「わにさんが泣いていた！」と聞いて、
全員総出でなぐさめに行くのですが、これが全くの勘違い！
わにの呑気な様子に全員、唖然！

勘違いしたのは自分たちなんだけど、
こっ恥ずかしさというか、盛り上がった気分の行き場のなさというか、呑気な様子のわにさんに、怒りすら覚えます･･･。
わかるなぁ･･･みんなの気持ち（笑）
わにさんからしたら、「そりゃないよ」ですけど（泣）

ゴツゴツのわにさんが、泣いたり笑ったりする感じが、可愛いです♪
優しさと身勝手さが相まって、なかなか面白い展開のお話でした♪