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12月の小学校の読み聞かせ会では、クリスマスを題材にした絵本を読みたい! そう思ってクリスマスの絵本を図書館でいろいろと読んだのですが、小学生には子どもっぽいかな?と感じたり、文が長くて読み聞かせ会向きではないかもと思ったり、これぞという本に出会うのは難しく、この紙芝居に出会えた時は本当に嬉しかったです。 クリスマスツリーをなぜ飾るのか? キリスト教徒では無いけれどもクリスマスが大好きな我が家のような家庭にとっては改めて学びの機会をいただいたように感じました。 こちらの紙芝居は魔女や妖精などが出てくるのですが、1年生に読んでみたところ魔女のくだりで笑ってくれて思いの外楽しんでもらえたようです。 読み聞かせ会で読むなら3歳から小学校低学年ぐらいまでのお子さんにおすすめしたいです。 紙芝居の読み手側には、クリスマスツリーなどにまつわる起源の詳しい解説が書いてあります。 例えば小学校高学年のお子さんがこちらを読みながらクリスマスの起源について調べるのにも役立つのではと思いました。
投稿日:2023/12/07
この紙芝居ではクリスマスの中でも“クリスマスツリー”に焦点を当てて、 子どもたちにも科学的な内容もわかりやすい物語仕立てにして、 たった12場面で上手にまとめてくれています。 クリスマスツリーはなぜモミの木なのか、クリスマスツリーになぜいろいろ飾るのか、この作品は、元々ヨーロッパ北部に伝わっていた冬至の“サトゥルヌス”の祭りが元になっています。 クリスマスのはじまりは、キリストの誕生祝いとこの“サトゥルヌス”が合わさったものなのですが、それをうまく物語に組み込んでいるので、とても聞きやすく理解しやすい内容になっていました。 ヨーロッパならではの魔女や妖精の登場もよかったです。 学童のおはなし会で読みました。 子どもたちは悪役の魔女たちへのヤジなどが多かったですが、なかなか楽しそうに聞いてくれました。 最後の最後の12場面で、クリスマスではおなじみのあの人の登場で物語の幕が下りるのもオシャレなつくりだなぁと、思いました。 クリスマスの時期にお薦めの作品です。でもあまり小さいお子さんですと理解が難しいので、小学生以上のお子さんたちに。
投稿日:2016/12/14
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