「ハンバーグハンバーグ」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

学校の読み聞かせの会に読みました。ですから対象は１〜６年生。自分の子供に読んでみたところ、「私達で作ってみる！」と言って休みの日に作ってくれました。ちょうど夏休み前だったのでこれを見て作ってくれる子いるかしら・・・おいしそうなハンバーグの出来上がり！というところでは、うわ〜、と言う声も。二人の掛け合いで呼んだのですが、てんぽよく読めるお薦め本！あまりにてんぽよすぎて・・・作りたい子はじっくり本を見てね

たまねぎを剥くところから、ハンバーグが出来るまでが細かく描いてあります。
武田美穂さんの楽しい絵とよくマッチしています。
しかも、子どもたちの大好きなハンバーグ。
「お母さん、パンなんか入れてるっけ？」
「卵なんか入れてたっけ？」
出来上がったハンバーグは知っていても、なかなかこの形になるまでの様子は知らないもの。
こうやって出来るんだ〜、とあらためて知ることも多かった様子。
食べたくなりますよ〜。

テンポよくハンバーグが出来ていく様子の一冊です。
安定の武田美穂さんの絵本です。

リズムよい文章と美味しそうな絵にくぎ付け。
欲を言えば
やっぱり武田さんの描く子どもの表情を見たかったな。
作り手の目線で材料とハンバーグ、それを作る手しか
お目にかかれません。残念！

このシリーズほかのオムライスやカレーに比べて
リクエストが少ない絵本です。

子供たちの大好きなハンバーグの作り方を
擬音たっぷり、とっても美味しそうに紹介しながら描いています。
結構写実的でこれが『となりのせきのますだくん』を描いた武田さんの絵本とはすぐに分かりませんでした。
これを機にお料理絵本をどんどん展開して行かれたらどうでしょうか？
この絵本を開いて親子でクッキングというのも素敵ですね。
娘は私と何度か作ったことがあるので
玉ねぎのところで「目がいたくならないのかな？」とつぶやいていましたよ。