『おれたち、ともだち!』シリーズの第八弾!
今回はお話ではなく、五・七・五調のリズムにのせた
“ともだちおまじない”集です!
8歳と3歳の娘と一緒に読みました。
この作品は、是非シリーズ全作品を読んだ後に読むことをオススメします。
もちろん初めて見る方でも十分楽しめる内容だと思いますが、
裏表紙まで見ていた方にしかよくわからないのでは?(“うきわして ただぷかぷかの かわあそび”)と思うような俳句も載っているので、
シリーズ読破後だと十二分に楽しめるのではないかと思います。
今までのお話の総集編というか、集大成みたいな雰囲気です。
8歳の娘は、「あっ、このおまじない、五文字もじだ!」と喜んでいました。
“なかよしを ふたりならべて あめがふる”
が長女のお気に入りだそうです。
「絵がかわいい〜♪」と嬉しそうでした。
私のお気に入りは
“バイバイと てをふりながら かえれない”
です。
誰もが経験しているシーンではないでしょうか?(^^)
夫はサイコロ衣装のオオカミの句
“にあうはず だから着たのに みな見ない”
に爆笑していました。
他にも
“きっとくる ひとがいるから ふたそろい”
“なんとなく にてこわそうな ゆきだるま”
など、大人が見ても子供が見ても楽しいおまじないが沢山あります。
どれも絵を見ているだけでも楽しいので、3歳の娘も嬉しそうにながめていました。
ちなみに、次女は
“あちこちに さびしがりやが もじもじと”
のページが好きみたいです(^^)。
「おもしろいね〜♪」なんて笑いながら見ていたら、
“このほしで であえたことに ありがとう”。
一気に感動してしまいました。
そして「最後のおまじないは、きみが作ってみて」とのこと。
そこで一句。
“だーいすき! イライラしずめる おまじない”
ともだちおまじない、というよりは
いっつも喧嘩ばかりしている姉妹(うちの娘たち)と
私がイライラした時に心を落ち着けようと唱えるおまじないなのですが、
大人も子供も、姉妹でもお友達でも、
“大好き!”の気持ちを思い出せば、ちょっと冷静に、
仲良くしたい気持ちを思い出せるのでは?と、おまじないにしてみました。
イライラした時、みんなで頑張って(?)唱えてます(^^)。
娘たちがもっと成長して俳句を考えられる年頃になったら、
どんなおまじないを唱えてくれるか楽しみです。
“おまじない”って言葉もなんだか魅力的ですね(^^)♪
とっても素敵な一冊です。