じいちゃんは、お母さんのお父さん。
じいちゃんの家は古くて広くて、いろんなものがいっぱいあります。
お兄ちゃんのぼくと弟のひろきは物置を探検するうち、青い筒に入った宝の地図を見つけます。
「おとなにはないしょで、ひみつのたからさがしだ!」
地図に書かれた宝のありか、あじさい公園に向かいますが…?
子どもなら誰もがわくわくすること間違いなしの、宝探し。
宝の地図に、秘密の暗号。
どろんこになって宝物を探す幼い兄弟の姿が、すごくほほえましかったです。
見つかった宝物は自分達にとってはあまりいいものじゃなかったかもしれませんが、あふれた笑顔は何物にも代えがたいものだったのかもしれませんね。
そういえば、私も子供の頃こんなふうに宝物を大事にしていた気がするなあ…。
懐かしさを感じさせてくれる一冊でした。