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地球のかたちを哲学する」 9歳のお子さんに読んだ みんなの声

地球のかたちを哲学する 文・絵:ギヨーム・デュプラ
訳:博多かおる
出版社:西村書店 西村書店の特集ページがあります!
税込価格:\3,080
発行日:2010年06月
ISBN:9784890139187
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,348
みんなの声 総数 17
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9歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 驚くべき想像力

    『ドリトル先生月へいく』を読んだ時のこと、まだ衛星もロケットも発明されていない頃なので、大きな蛾に乗ってドリトル先生が月へ行ったのを、その想像力のたくましさに驚いたことがあります。

    人類の科学の進歩は、想像力の賜物と言えるかもしれません。

    この絵本、タイトルからは何のことかと思ったのですが、古今東西で地球はどんな形をしたものかを考えた人たちの奇抜な考えが載っていました。

    地球が三角形であったり四角形であったりと、今から思うと思いもつかないものが多くて、よくぞこれだけ考えましたとある意味驚嘆するものばかりでした。

    息子も「へえー」とか「そんなわけないでしょ」とか言いながらも楽しんで読んでいました。

    無知と言えばそれまでかもしれませんが、その無限の想像力には、感動すら覚えます。

    その想像力が進んだ先に、地球が丸くて自転しているという考えが行き着いたとは当時の人は考えもしなかったことだろうと思います。

    「知りたい」「解明したい」という人類の思いが、新しい考えを生み出し、これだけ科学が進んだということを改めて感じる一冊です。

    しかけ絵本でイラストも丁寧に描かれていて、一日読んでもあきないぐらいではないでしょうか。

    子どもも大人も時間をつい引き込まれてしまう絵本だと思います。

    投稿日:2011/08/16

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    3
  • 地球は丸くなかった?

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    地球が丸いと知るまで、人々はどんな地球だと思っていたのか。
    そんな疑問がいっぺんに解決する一冊です。

    紀元前・古代からの色んな文明の人の考え方が
    本当に一目でわかりやすく示してあります。仕掛けも良くできています。
    子供のためと言うよりも、私が面白くて興奮して読んでしまいました。

    中でも面白かったのはインドの人たちが考えた三角形の地球・・
    その独創的な発想に、驚きました。
    時代が、大航海時代となり地球が丸いとわかっていく過程を私も楽しく学びました。

    図書館の新刊だったのですが、
    ちょっとお高いのが難点ですが、、いずれ購入したいと思います。

    投稿日:2010/07/22

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    3
  • 子供の好奇心をくすぐる作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    小さい頃、丁度同じような内容の本を読んだ記憶あります。
    鮮明に覚えているのが、第一章にあるヒンデゥー教徒の地球観。
    大きなヘビの上にかめがのり、その上にゾウが東西南北の四隅におり、平らな島のような地球を支えているというもの。
    他にも、島のような地球観が多く描かれていますが、当時読んだ本にもいろいろあって、貪り読んだものです。
    地震の原因が、下で支えるものが動くからと考える人々が、世界各地に居たというのも、とても面白いと思います。

    その本は何なのか?今だわかりませんが、子供との読み聞かせで、バージニア・リー・バートンの「せいめいのれきし」との再会が出来たように、いつかまた出会えることを期待しています。

    それはさておき、よくもこれだけ世界各地の地球観を集めたものだと思います。
    それぞれが、興味深く、仕掛け絵本になっている懲りようで、夢中になって読むお子さんもいることだと思います。
    子供の好奇心をくすぐるのは、間違いのないところです。
    読み聞かせには難しく、小学校低学年以上が自ら読む類の絵本だと思います。
    価値ある作品だとは思いますが、2800円(税抜き)という定価は、やはり高価な感がありなかなか手を出せない価格帯なのが残念です。

    投稿日:2011/09/07

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