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せんをたどって せかいいっしゅう」 11歳のお子さんに読んだ みんなの声

せんをたどって せかいいっしゅう 作・絵:ローラ・ユンクヴィスト
訳:ふしみみさを
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784062830188
評価スコア 4.41
評価ランキング 12,635
みんなの声 総数 26
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11歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 線が語り始めました

    ユンクヴィストさんのラインアート第3作。
    1作目では絵の中に線がある感じがしました。
    2作目では線が家の中のツァーコンダクターだとかんじました。
    3作目のこの作品は、線が自分で語り始めた感じがします。
    絵の中に線があるのではなく、背景の絵とは別に線で形度られたさまざまなものが独立しているように思います。
    それでいて背景とのコントラストが楽しめます。
    世界の各地を巡り、宇宙までたどった線が自ら語っているように感じました。

    投稿日:2013/07/24

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  •  親子で、「知らなかった〜。」

     表紙タイトル・絵から一筆書きが始まっています。
     見返し、扉絵と続き、
     
     せんを たどって たびに でよう。
     から、始まります。
     
     ここまで続いている一筆書きの波の上の船が、どこへ行くのかとページをめくると、そこはアフリカのケニアでした。
     たくさんの動物が一筆書きの延長線上に描かれており、その特徴が述べられています。
     この特徴の中には、「へぇ〜〜〜。」というものもたくさん。
     親子で、「知らなかった〜。」の連発です。
     ページをめくる毎に、一筆書きの線は続き、世界中いろんな所へ導いてくれます。
     果ては宇宙へ、そして、地球を眺めるページです。
     この地球のページは、これまで見てきた各ページの地域を順を追って一筆書きが進み、息子はページを戻り復習しながら、世界地図を指でなぞっていました。
     
     『怪盗クイーン』シリーズに夢中でしたので、『静かだな〜、クイーンを読んでいるのかな?』と思って振り返ってみると、なんとこの絵本を読み返していました。
     高学年も楽しめる作品のようです。

    投稿日:2009/12/10

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