最近は本を進めてもちっとも呼んでくれなくなった下の子が、珍しく自分から(わたしの部屋にあったこの本を)手にして、
さらに珍しいことにこの本がどんなに面白かったか、自分から感想を語ってくれました。
どうも、今まで(彼女が)出会った「絵本の中で上位3位に入る」そうで、
特に好きな場面は
「たのしそうにしてつけど、ほんとは
つまんないひと、って いるのかな」
「つまんなそうだけど、じつは ちょっと
たのしい、って ひとも いるのかな」のシーンなんだとか…。
このシーンにもたくさんの人が描かれていて、たくさんの詰まんなそうな顔が面白いのですが、
他にも、いろいろな“つまんない”あるあるが登場します。
読めば読むほど、ヨシタケさんの発想のすごさを感じます。
わたしは “ちょっとずつ すわるところをかえたら おもしろいのかな?”の描き方が好きです。
だんだん心が変化していく様子が伝わってきて面白いです。
全文読んで聞かせる読み聞かせ打と、声真家弥次の部分が分かりにくいので、、ここぞというシーンのみをピックアップして、子どもたちにブックトークできたらいいなと思いました。