6年生の朝読書の時,
絵本の読み聞かせのついでに少しだけブックトークをしました。
もうすぐ夏休み・・・小学校で最後の夏休み。
思い出深い夏にしてほしいから,
この『夏の庭』と
『夏のとびら』を紹介しました。
どちらも小学六年生が主人公です。
6年生の3人組,僕・山下・河辺は
山下のおばあさんが亡くなった事をきっかけに,
「死んだ人が見てみたい!!」気持ちにとりつかれる。
そう,まさにとりつかれる。
死んだらどうなるの?!
お棺の中に入れられて燃やされるって!!?
おばあさんの冷たい体に覆いかぶさられる夢まで見るし・・・。
こわい,でも見てみたい,
近所に「今にも死にそう」と噂されているおじいさんがいるって!!
エキセントリックな河辺が暴走して,おじいさんを見張る計画が進行する。
おじいさんが死んだところを見るために。
ここまであらすじを話して,
「ところが,このおじいさんがなかなか死ななくてね。。。( ̄ー ̄)ニヤリ」
子供たちの顔を見回すと
うわぁ,このおばちゃん,悪趣味---と引きながらも,
それで,どうなるの? の問いかける顔がちらほら・・・(ΦωΦ)フフフ
主人公達はおじいさんを通して,生きること,死ぬことに関する貴重な経験をします。
この3人組の夏の出来事,皆さんも読んで経験してみて!
と締めくくりました。
興味を持ってくれたかしら?
思春期の人たちだけでなく
生きることに躓いている大人にも是非オススメしたい本です。