「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」 大人が読んだ みんなの声

表紙の２匹の猫の絵が印象的な絵本です。
ルッキオとフリフリの野望を果たすため、大きなスイカを売りに行きますが、誰も買ってくれません。
どうやって野望を果たすのかと、お話の結末が気になる、おもしろい絵本でした。
２匹の猫の表情もかわいくて、猫好きにはオススメの絵本です。
シリーズになっているようなので、他の絵本も読みたいと思います。

ルッキオとフリフリのシリーズは、クリスマスのお話を読んだことがあります。
こちらは夏のお話。大きなスイカを手に入れた二人が、それを売ってマグロを買おうと画策します。
なんとも言えない二人の表情が癖になるシリーズ。他にも二人がお屋敷に就職面接するお話があるようなので、そちらも読みたいです。

ルッキオとフリフリ、名前はとってもかわいいのに、めちゃくちゃ渋いんです。
夢は立派なお屋敷に就職して、マグロの赤身を食べること。
会話も、アニキ！と呼んでいたり、絵本の世界ではないみたいでなんだか新鮮です。
おおきなスイカを売って、マグロの赤身を買おうとするんですが、なかなか上手くはいかず。。
でも、最後にびっくり！スイカからごちそうが産まれました。
子供よりは大人が楽しめそうな一冊です。

イラストレーターの庄野さんが描いた絵本シリーズです。
ルッキオとフリフリは猫ですが、人間としゃべり、人間の社会の中で「何でも屋」のようなことをしながら生きています。
でも、生活感はとても猫っぽいです。

はじめての絵本（なのだと思います）絵はとても見ごたえはありますが、全体のないようなちょっと気合が入りすぎている感じもします。
ルッキオとフリフリが見つけたスイカを売ろうとして、結局売れなくて持って帰るときにうっかり転がして割ってしまうのですが、このとき割れたスイカの絵が、私には起こった人の横向きの顔に見えました。
目じりにしわをよせてにらんでるみたいで、ちょっと怖かったです。
とても素敵なイラストばかりなので、１ページ１ページ楽しめます。