「アブナイ」もシリーズ化されたみたいですね〜。
「…かえりみち」もなかなかハードな冒険でしたが、今回の「おふろやさん」もすごかったです。
先生(担任)の名前を逆さにして“幻の魚人”にしてしまう設定は笑えました。また、この先生がいい味出してました。
舞台になる“おふろやさん”は昭和の時代によく見かけた普通の簡素なタイプで、今どきのオシャレな温泉宿みたいな作りでなく、普通の四角いタイル張りに富士山の絵という作りが、わたしは個人的に良かったです。
おふろやさん稼業も時代に合わせないと集客が難しいでしょうが、
こういうおふろやさんって、例えば「紙芝居」みたいな日本の一つの文化といっても過言でない気がするんですよね。こういう作品をきっかけに、国や各自治体で、もっと補助して保存していってくれたらいいなぁと思いました。
ヒデ、マル、コウ、ノブ、タクたち5人組の活躍もいつものようににぎやかで快活な今回のおふろやさんの探検。小学校の中学年くらいの子さんたちくらいに特にお薦めします。