新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ふしぎ町のふしぎレストラン(1) 3つのメニューのひみつ」 大人が読んだ みんなの声

ふしぎ町のふしぎレストラン(1) 3つのメニューのひみつ 作:三田村 信行
絵:あさくら まや
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2019年06月25日
ISBN:9784251043818
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,385
みんなの声 総数 5
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 旅人が夜中に街の中で見つけた1軒のレストラン。従業員は人間ではなくライオンと羊。更に、メニューは真っ白だ。望みのメニューは何でも作れるというので、旅人は恐竜の卵の玉子焼きを注文するが…奇妙なレストランの由来も語られるシリーズ第1作目。

    毎日小学生新聞で紹介されていた物語。謎めいた展開に引き込まれて、どんどん読み進むうちに物語の全容がハッキリしていく。これからの展開が楽しみな1冊だ。
    ツッコミどころが満載で、深夜営業のレストランでライオンに出迎えられた場面が一番面白い。よく落ち着けたな。ここで逃げたら話が先に進まないから頑張ったのだろう。更に「恐竜の卵の玉子焼き」という無茶ぶりが笑える。もしかすると旅人は考古学者や恐竜の研究家などで、発掘の帰りだったのかもしれない。相手がライオンだけに、とんちを聞かせて無理難題を言ってそのすきに逃げ出す予定だったのだろうか?…読者の方も、いろいろ脇道にそれながらあれこれボケとツッコミを入れて楽しめる作品だ。

    昔話の変身物語を下敷きに、ズルをした罰として「10000ポイント」ためないといけない上、深夜にしか営業できないレストランという非常に厳しい条件だ。毎日お客さんが来るとも限らず、365日、毎日1人来て合格ポイント1つためられたとしても、27年くらいかかる。(電卓で計算)お客さんも来たり来なかったり。要望に応えられない時もあるだろうし、口コミで一気に人気が爆発し行列ができるふしぎレストランになる可能性も秘めている。

    さて、余計なお世話だが彼らが人間に戻ると、50代、60代か?その後どうするのだろう?赤ちゃん(小羊)はその間成長するのか?…などなど、いくつになっても愚かな私は、具体的なツッコミを入れつつ物語を楽しんでいる。天邪鬼や奇人の自覚がある人は、このように余計なことをして楽しめるのだ。

    厳しい条件で長年頑張っても、人間に戻れるかどうかわからないし、人間に戻ってから果たして報われるのかどうかも分からない。
    またそれらは別の物語だが、そんな将来のことまで楽しく読者が空想できるというのが、素晴らしいではないか。
    私は勝手に読者参加型の物語だと思ってみた。
    さて、自分だったら、どんな料理を注文してみようか…

    投稿日:2020/04/02

    参考になりました
    感謝
    2
  • この本を読ませて頂いて、感動しました。これはとても面白くて、決して飽きさせないお話です。私は昔はよく外食をしましたが、最近はまったく外食をしなくなりました。コロナ禍で、いつの間にか習慣が変わってしまったのです。けれどもこの本に出てくる、こんな楽しいレストランなら入ってみたいものです。素晴らしいお話だと思います。

    投稿日:2022/07/03

    参考になりました
    感謝
    1

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「ふしぎ町のふしぎレストラン(1) 3つのメニューのひみつ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / おおきなかぶ ロシアの昔話 / おこだでませんように / ぼちぼちいこか / いないいないばあ / ぐりとぐら / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?


フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット