「みてみて おばけ」 大人が読んだ みんなの声

シルエットを見てオバケかと思ったら、別のものだった。という繰り返しの絵本かと思ったら、あれれ、本物の登場！？ しかも大量のオバケ！女の子は全く怖がる素振りも見せず、一緒に月まで行ったりして楽しそう。でも、暗い廊下から障子越しに覗くシルエットや、表紙のオバケの絵はちょっぴり怖くて、うちの子供が小さかった頃なら、読みたがらなかったかもしれません。

お化けと思いきや、猫ちゃんだったり、ダンボール箱だったり・・・。でも、最後に現れたのは沢山の可愛い可愛いお化けたち！！！そしてそして！
とっても愛らしいイラストで、子供達はお化け大好きになっちゃいますね。

夏といったらやっぱり「おばけ」！
障子の影にうつった色々なものが、まるでおばけのように見える絵本です。

四角いおばけ、細長いおばけ・・「これはなんだろう？」とドキドキしながらページをめくります。
実際に色々な形のおばけを影絵で作ってみるなど、想像力をどんどんふくらませて遊んでみるのも楽しそうですね。
絵本の後半には本物のおばけも登場します。
でも全然怖くないので、小さいお子さんでも安心して読めますね。
イラストは『おばけのひやめしや』のささきみおさん。
どのおばけも表情が豊かで、とっても可愛らしいです。

最後は「おやすみなさい」で終わるので、寝る前の読み聞かせにもピッタリの絵本です。

ささきみおさんのみてみてシリーズ。
今回はおばけ。障子の向こうにいるのは…？
おばけかと思ったら、はこだったり、ねこだったり、おとうさんだったり。
今度はだれかなーと思ったら、なんと！かわいいかわいいほんもののおばけさんたち。
最後がとてもステキです。
この季節、乳幼児さんのお話会で、紹介したいなあと思います。
あてっこしながら、みんなで楽しめそうです。
お話を楽しんだあとは、ママに抱かれて、おやすみなさい！

夏の風物詩の１つは、「おばけ」もでしょうか。
確かにお盆もあり、肝試しって言ったらやっぱり夏のイメージがありますし。
このシルエット、もしかして、おばけー！？
と思ったら・・・。
想像力膨らむ、楽しくて面白い絵本に思いました。
読み手の子供たちは、影絵遊びもしたくなるかも知れませんね。
見方によって色々な見え方ができる、そんな不思議さも感じられる１冊かも知れません。

とてもかわいらしい絵本『しょくぱんちゃん６しまい』の作者さんの作品と知って、読むのが楽しみでした。
「みてみておばけ」と、小さな子が障子の中から見える影を指差します。でもそれは段ボール、ねこの尻尾、布団を被ったお父さんで……。
障子というのが、懐かしい雰囲気を漂わせて、ほっこりしました。
おばけといっても怖い感じは全然ないので、小さいこと楽しむのにぴったりだと思います。

障子に映った影の正体をたしかめる繰り返しが楽しい絵本でした。
小さい子がよく口にする「見て、見てー」という言い方、可愛いです。
都心だからでしょうか、最近は障子のある家が少なく、夜も明るくて、障子に影が映る様子は珍しくなりました。
小さい頃、影絵遊びをしたことを懐かしく思い出しました。

とてもかわいくて楽しくて、最後にほっこり笑いたくなる素敵な絵本でした。私はこの絵本が大好きです。
障子に映った影が、おばけではないのにおばけに見えてしまうことは子ども「あるある」だと思います。でも、「あれあれ？」。
小さいお子さんと一緒に読むととても楽しい絵本だと思います。

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
題名で後ずさりしそうですが、小さい子にいい塩梅のホラー度合いが嬉しいです。
障子に映るあやしい影。
こどもが「おばけ」と指摘しますが、もちろん、ただの段ボールだったりします。
ところが、中盤からは、え？本物？
いえいえ、なあんだ、かわいいおばけさんという愉快な展開。
おばけさんのイメージが見事に昇華します。
これはすごい！
こどもらしい想像力に拍手です。
素敵な着地のおやすみ絵本にもなっているのも嬉しいです。

小さな子どもは、おばけが好きですね。女の子は、障子にうつる影がみんなおばけに見えてしまうのですが、、。なんと、ほんとうのおばけたちがでてきました。かわいいおばけたちの表情が楽しいです。おばけたちと遊んで眠る女の子の顔がほほえましいなと思いました。夏の夜の読み聞かせにぴったりの絵本ですね