いわさゆうこさんの「どーんとやさい」シリーズの最新刊は
2022年8月に出たばかりの
『ごろんずっしり さつまいも』。
いつもながらいわささんの写実的な絵に
つい手が(もしかしたら、口が?)出そうになります。
そして、その成長の様子も丁寧に描かれています。
子どもたちが時々芋ほりでさつまいもを収穫することはありますが、
いわささんは「真夏のさつまいも畑をおおいつくす、緑の海原」に
感動するそうです。
なので、この絵本では一面葉っぱの絵もはいっています。
それと、なかなか目にすることのない
地中の成長の様子も絵にしてくれているので、
興味がわきます。
さらには、今ではたくさんの品種を目にするようになったさつまいもも
紹介されています。
最近人気の「あんのういも」、よく見かける「べにあずま」、などなど。
その形状の違いもよくわかります。
この絵本を読んでいたら、
焼き芋が食べたくなること間違いなし。
「焼き芋やさ〜ん!」と追いかけるのは、サザエさんだけではありません。