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おつかいの帰り道。 急に強くなった雨に、ルウ子は図書館で雨宿りをしなくてはならなくなります。ルウ子の心は、お母さんを独り占めしている体が弱くて小さな妹への嫌な気持ちでモヤモヤしています。 色々な人が本に没頭している、しんとした館内。本棚の間を歩いていたルウ子は、不思議なカタツムリに出会い…冒険の扉が開きます。 日常の隙間から入っていける不思議な世界が、甘く美しい言葉で綴られています。いつも降っている雨のせいなのか、物語全体が落ち着いていて、心地よくお話の世界に浸りました。(細かい描写に、音や匂いや味や、手触りまで伝わってくるようでした。) 冒険の顛末にも、納得。とても面白かったです。 吉田尚令さんの挿絵も素敵でした。 小学校中学年ぐらいから、文字の本をどんどん読みたくなっている子ども達にお勧めしたい、一冊でした。
投稿日:2022/03/04
初めは、ルウ子が迷い込んで行く展開にハラハラしたり、ドードー鳥が現れて「不思議の国のアリス」を連想したり、面白く読めました。 ほっぽり森での展開はお話について行くのが大変で、それはたぶん私の想像力が乏しいからでしょう。 後半、黒いレインコートが役に立つ場面がとてもかっこよくて、今後黒いレインコートを見かけたら思い出しそうです。
投稿日:2020/08/16
2008/11/20初版で 図書館にリクエストして 届いた本は 2016/4/8で第29刷ですって!! すごい人気ですね 雨が「降る」本屋??? かと思ったら 「古本屋」なんですよ 主人公のルウ子は 妹に嫉妬?しているらしく とても、不機嫌な様子 もしかして、かなり意地悪? でも、ものすごく、たくましい!! 冒険家でもあり 想像力の長けた女子なんです 「青い鳥」のホシ丸くんや かえるの「七宝屋」さんのお店が とても興味深いです!! 「夢」「想像力」「本」との絡み合いといいましょうか これいやだ・・・と思うものが 実は、とても優れたグッズだったり シリーズ本のようで 続きが気になります!!
投稿日:2020/07/26
子供たちから評判がいいので、私自身が読んでみました。 日本の作品にしては凝った作りなのですが、大人の私にはちょっと物足りなく、なかなか物語の世界に入っていけませんでした。 後半は面白くなっていくものの、そこにさしかかるまでが長く感じました。 ほかの読者の方も書いていましたが、エンデの『はてしない物語』や『モモ』を連想させる内容です。 けれど、エンデの作品のほうがずっと深いので、こちらは軽く感じてしまいました。(ごめんなさい) ファンタジーが好きな、小学校中学年以上の子たちは楽しめると思うので、すすめたいと思います。
投稿日:2018/07/31
今の時点で、3冊出ていますが、この本が物語の始まりです。 ルウ子は、大好きなお母さんを妹のサラが独り占めしているような 寂しさを持っています。雨が降り出した時、市立図書館に駆け込んで カタツムリにいざなわれるように、たどりついたところは、しとしとと雨が降り 草の生えた地面に本だなが並んだ雨ふる本屋でした。 そこには絶滅したどうどう鳥がいて。 ファンタジックな登場人物、部屋のしつらえなど、楽しいお話になっています。 本の大切さ。夢の力。 このお話が終わるころには、ルウ子のちょっととんがっていた心も、 やさしいお姉ちゃんの心に変わっていました。
投稿日:2017/07/07
ふしぎな世界へ行って「物語の種」を守るために冒険をするルウ子。 妹を邪魔に思っていた彼女がこの冒険で成長したのが良かったです。 ふしぎな冒険もいいですが、大人の私はこの本屋さんの面白い本に興味があります。行ってみたいなー。 『つまらない種なんてないわ。物語の種には、ふできなものもあるのかもしれないけれど、どれだって、いのちがけなのよ』というセリフは作家さんすべての思いなのかもしれないなと思いました。
投稿日:2014/12/07
図書館に迷い込んだルウ子が、かたつむりをおいかけているうちに、 たどり着いたのは「雨ふる本屋」という不思議な本屋。 夢でみたり、だれかが書いたお話の種が、 この「雨ふる本屋」で本になります。 不思議な登場人物たちとともに、種を守る冒険に出るルウ子。 それを通して、ルウ子も成長し、忘れていた大事なことを思い出します。 なんとなくネバーエンディングストーリーのような雰囲気でした。 不思議なお話だけれど、ルウ子の気持ちの変化もしっかり書かれていて、 すんなりと読めました。 大人でも十分に楽しめるファンタジーです。 そういえば、子供のころ、私も物語を書いてみたことがあります。 「おしまい」までかけなかったあの物語も、 今頃「雨ふる本屋」で素敵な本になっているかな?
投稿日:2013/09/09
とても素敵なお話だと思いました。 この作品を読み始めて最初に頭に浮かんできたのは、 ミヒャエル・エンデでした。 主人公のルウ子が、物語の種を食べてしまう幽霊を追いかけていくシーンは、時間泥棒を追いかけていく「モモ」に似ていましたし、 図書館から不思議な「雨ふる本屋(古本屋)」に来てしまったところは「ネバー エンデング ストーリー」を思い起こしました。 似ていますが、そっくりではありませんし、物語のイメージもしっかりできていて、とても読みやすい童話でした。 登場人物たちも個性的で、魅力にあふれていました。 本好きのお子さんなら、たまらなくなる内容だと思います。 イラストは、NHKの「みんなの歌」のイラストなども担当されている吉田尚令(ひさのり)さんで、お話のイメージにとても合っていました。 女の子が主人公なので、男の子にはとっつきにくいかもしれませんが、面白いので、機会があったら男女に関係なく読んでほしいなぁと、思います。 1人読みなら小学校中学年くらいから読めます。
投稿日:2010/01/25
最初は普通の設定のお話かと思うのですが、 少し読みすすめるとあれよあれよと 異次元へと引きずり込まれます。 描写が独特ですが、子どもにもわかりやすいとは 思います。 挿絵もこの世界観をうまく表現できていると思います。 作りこまれた設定で、ちょっと 違和感を覚える人もいるかもしれませんが、 小学校高学年から中学生くらいなら ぐーっと入り込める世界だと思います。 出てくる妖精なんかもかわいいし!
投稿日:2009/03/13
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