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いまむかしえほん(8) みるなのへや」 大人が読んだ みんなの声

いまむかしえほん(8) みるなのへや 作:広松 由希子
絵:片山 健
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2011年06月
ISBN:9784265080083
評価スコア 4.18
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みんなの声 総数 10
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  • 絵のインパクトがすごい!です

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    小澤氏の「みるなのくら」の印象が強く
    小さい子向けかな・・・と
    思いながら読んでいきました

    これは、片山さんの絵が
    なんともすごい!

    はじめのページの絵は「?」
    次のページも「?」
    なんとなく、不安になるのは
    旅人の気持ちなのでしょうか

    ところが、襖の絵がポピー\(◎o◎)/!
    そして、開ける度に
    迫力のある絵!!

    そして、最後は暗いピカソのような絵に・・・

    視覚から
    昔話が入ってきそうでした

    3歳位からOKかと思われます

    投稿日:2011/08/30

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    1
  • 消えた館

    「みるな!」と言われると余計に見たくなるのが人間の心情なんだと思いました。このお話は、「みるなのくら」の題名ともお話は似ています。旅人は、疲れたからだを休めることが出来たし、つかのまだったけれど、幸せだったのだと思いました。跡形もなく消えた館に未練もあっただろけど、約束も守らなかったから後悔をしても仕方ないと思いました。最後の片山健の描く旅人の絵に強く余韻が残りました。

    投稿日:2017/10/13

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  • 見るなと言われたのに…

    旅人が道に迷ってたどり着いた館には、ひとりの女がいて、男をとめてくれました。
    女は、奥の部屋を決してみないようにと言って出かけてしまうのですが、男は、そのふすまを開けてしまうのです。
    あーあと思っていたら、次々に開けてしまうから…
    開けるたびに広がる、違う世界の迫力に圧倒されてしまいます。
    どこまで開けるのという不安から引き起こされる悲しい結末。それでよかったのでしょうか。何となくすっきりしない気持ちがしました。
    以前も読んだことのあるお話でしたが、片山健さんの絵は、かなり印象的でした。

    投稿日:2015/09/16

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  • うぐいす

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子17歳

    小学校のおはなし会で読みました。
    昔話の再話絵本です。
    旅人が山道に迷い、やっと見つけた館。
    そこで泊めてもらったものの、次の日、女主人に留守番を頼まれます。
    条件が一つ。
    奥の部屋は見ないこと。
    そう、昔話によくあるシチュエーションです。
    そして、やはり、我慢しきれなくて、のぞいてみると、
    次々と不思議な光景が。
    桜、緑の田んぼ、海、たき火、泉…。
    女主人の正体が、鶯というのも、実に幻想的です。
    梅の花に鶯、初春にぴったりの題材でした。
    片山健さんの絵が斬新で迫力があり、
    次々と展開する部屋の様子が、実に鮮やかです。
    呆然としたラストも、シュールな旅人の姿が、???ながら、
    妙に共感してしまいました。
    子どもたちも神妙に聞き入ってくれました。

    投稿日:2014/01/10

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  • ためされること

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    不思議な世界へ迷い込む昔話絵本のシリーズです

    人間は「みるな」と言われれば益々見たくなる生き物で、この旅人もまたその代表のような人物で、いとも簡単にその約束を破ってしまいます

    ひとつ、ふたつと部屋のふすまを次々と開けていくたびに、そこは不思議な世界・・・・
    見ている側も「次はなんだろう・・・」と期待してしまいます
    好奇心のおおせいさにはかなわないか・・・・

    わりとあっさりとお話は終わってしまいますが、後に残るのは「後悔」でしょうか・・・・

    片山さんの絵が心を写すようでおもしろいです

    投稿日:2011/08/17

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