「あみものおつきさま」 大人が読んだ みんなの声

毛糸玉、編み針　編み物と言うのはとてもひきつけられるものです。
誰かが編んでいるのを見ると、編んでみたくなる、、それが編み物ですね。
だから、お月様の気持ちがとてもよくわかります。
すっかり上手く編みあがった帽子をかぶったお月さま。
それをみた、ちいさなどうぶつたち。
お月さまのやさしい様子と動物たちのよろこびが、伝わってきます。
小さくなってしまった帽子が、ちゃんと役に立つところも、素敵です。

私自身、編み物が好きなのでタイトルに惹かれて読みました。
寒くなってくると私も編み物をしようかという気になります。
寒がる動物たちのために自分の帽子をほどいて暖かい編み物を作ってあげるだなんてやさしいおつきさまだなーと思いました。
オチもなるほど！といった感じでよかったです。

タイトルに惹かれて、私が借りてきた絵本です。

お月さまがうさぎさんに「あみもの」を教わり、様々な動物達にプレゼントしていくんです。
何だか、ほんわか温かくなる絵本です。

ここに出てくる、お月さまの存在感とお月さまの表情がとってもいいんです。
小さくなった帽子をほどいて、また編む。。編み物のいい所ですよね〜
これから、夏ですが何か編みたくなっちゃいました。秋から冬にかけてが、おすすめですね。

　編み物が出てくるので、この季節に読むのも良いのではと思います。

　うさぎさんから編み物を習ったお月様。　
　編み棒にな〜るほど！
　お月様でもすぐには上手になれません。
　お月様の表情が上達に向かって明るくなっていくページが好きです。
　　
　お月様の素敵な帽子を見て、こだぬきたちが「ほしいな」。
　お月様は、自分の帽子の糸をほどいて編んであげます。
　と、次々に…。

　できあがった作品の使い方も楽しい。
　お月様の帽子の糸がどんどん編まれて減っていきます。
　どうなるのかしら？と読み進めたら、そうでしたか。
　よかった、よかった。

　自分の事よりも、人のためにっていうこの優しい気持ちがこどもたちにも伝わる作品だと思います。
　
　ラストのページが、と〜ってもハッピーな気持ちにしてくれます。

2009年の10月3日は中秋の名月、お月見だそうです。

なんともかわいらしいお月様のおはなしです。
うさぎさんに習って、努力して編み物が出来るようになり、せっかく出来た帽子を、みんなにために何かしら作ってプレゼントしていきます。
やさしいですね。

みんな同じ物でないのもおもしろいです。

最後も、なるほど・・・

秋にいいおはなしのようです。